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「上田綺世は197cmのオランダ代表FWよりもヘディングがうまい」辛口のオランダ代表OBがほめる

  • 2025.12.9

日本代表と2026年ワールドカップで対戦することが決まったオランダ。

そのオランダの1部リーグであるエールディヴィジでは多くの日本人選手たちが活躍している。

特に日本代表FW上田綺世は、オランダの名門フェイエノールトで今シーズン18ゴールと大暴れ。先日のズウォレ戦では4ゴールを叩き出した。

そうしたなか、元オランダ代表FWウィム・キーフトは、『Studio Voetbal』で、日本人選手たちについてこう話していたそう。

「オランダでプレーしている彼らについては、少し慎重に対処しなければならない。オランダでは、すぐに良い選手だと見なされてしまうからね。国際レベルではそれほどじゃない。

日本は厄介な相手であり、このところはずっとかなりいいプレーをしている。そして、(W杯の)初戦だしね。(初戦は)たいてい期待外れになる。いつも少し慎重になりすぎる。

彼(上田)は常に動いているし、ヘディングが上手い。身長がはるかに高いヴァウト・ヴェフホーストよりもヘディングが得意だ。

前にも言ったが、彼は私を本当に驚かせた。ある時、アルネ・スロットが彼が非常に優れていると言い続けるのに私はうんざりしていた。それが見えていなかったからね」

上田は身長182cmながら圧倒的な跳躍力を誇る。

画像: (C)Getty Images

実際、ズウォレ戦では3得点をヘディングで決めており、21世紀以降のエールディヴィジにおける史上4人目の記録にもなった。

オランダは世界で最も平均身長が高い国であり、現在は、歯に衣着せぬ辛口評論家として活躍するキーフトも身長190cmのFWだった。

アヤックスでプレーするオランダ代表FWヴェフホーストは、身長197cmの大型ストライカーだが、上田は彼よりもヘディングが上手いと感じているようだ。

画像: 身長197cmのオランダ人FWヴェフホースト (C)Getty Images
身長197cmのオランダ人FWヴェフホースト

フェイエノールト時代のスロット監督(現リヴァプール指揮官)も上田を評価していたが、ようやくその能力に気付けたとのこと。

ワールドカップのグループF初戦となる日本対オランダ戦は、来年6月14日に行われる。

筆者:井上大輔(編集部)

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