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「拝見・拝聴・拝読・拝受」正しく使える?謙譲語の使いかたマナー

  • 2025.12.9

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ 「拝見・拝聴・拝読・拝受の使いかた」

ビジネスでよく使われることばのひとつ「拝見しました」。

今回は、この「拝」がつくことばの使いかたについて、一緒に確認しましょう。

朝時間.jp

「拝〇」の意味と使いかた

拝見・拝聴などの「拝」は、もともと「手を合わせて礼をする」=「相手に対して敬意を示す」ことばです。

自分をへりくだっていう「謙譲語」のため、自分が行動したことに対して使います。

拝見しました

「見る」の謙譲語

【文例】

  • いただいた資料を拝見しました。
  • 元気なお姿を拝見できて嬉しいです。

【お相手が見た場合】

  • 資料をご覧いただき、ありがとうございました。/ご覧ください。
  • 資料をご確認いただき、ありがとうございました。/ご確認ください。

拝聴しました

「聴く」の謙譲語

【文例】

  • 先生の講演を拝聴でき、嬉しく思います。
  • ラジオを拝聴いたしました。

【お相手が聴いた場合】

  • お聴きいただきありがとうございます。
  • お聴きいただけると嬉しいです。

拝読しました

「読む」の謙譲語

【文例】

  • 著書を拝読いたしました。
  • お手紙を拝読いたしました。

【お相手が読む場合】

  • ご一読いただきありがとうございます。/ご一読ください。
  • お目通しありがとうございます。/お目通しください。
  • お読みいただきありがとうございます。/お読みください。

拝受いたしました

「受け取る」の謙譲語

【文例】

  • メールを拝受いたしました。
  • 資料を拝受いたしました。

【お相手が受け取る場合】

  • ご査収ください。

*****

朝時間.jp

いかがでしょうか。自分の行動なのか、お相手の行動なのかで使いかたは変わってきます。

「ご拝読ください」や「拝見いただきありがとうございます」は、間違った使いかたですので、気を付けてくださいね!

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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