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好き&買ってみたい「東京都の伝統工芸品」ランキング! 2位「江戸べっ甲」を抑えた1位は? 【2025年調査】

  • 2025.12.9
All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した伝統工芸品に関するアンケートの調査結果から、好き&買ってみたい「東京都の伝統工芸品」ランキングを発表! 2位「江戸べっ甲」を抑えた1位は?
All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した伝統工芸品に関するアンケートの調査結果から、好き&買ってみたい「東京都の伝統工芸品」ランキングを発表! 2位「江戸べっ甲」を抑えた1位は?

日本の伝統文化や職人の技が、今、国内外から改めて高い注目を集めています。 その土地の歴史と美意識が詰まった伝統工芸品は、単なるお土産ではなく、特別な思い出を象徴する一品となります。

All About ニュース編集部では、2025年11月26〜27日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、伝統工芸品に関するアンケートを実施しました。

その中から、好き&買ってみたい「東京都の伝統工芸品」ランキングの結果をご紹介します。

2位:江戸べっ甲/30票

江戸べっ甲(えどべっこう)は、タイマイという海亀の甲羅を加工して作られる工芸品です。江戸時代から職人の技術が受け継がれ、特に簪(かんざし)や櫛などの装身具として発展しました。べっ甲の持つ独特の光沢と、飴色や黒、黄色の天然の模様が特徴です。職人の手によって、甲羅のピースを熱で圧着・成形し、磨き上げられることで、深みのある美しい仕上がりとなります。

回答者からは「タイマイの甲羅を加工したもので、独特の色合いでアクセサリーが欲しいです」(50代女性/広島県)、「とてもおしゃれで小物やアクセサリーに良いと思いました」(30代女性/宮城県)、「品があって綺麗で好きだから」(30代女性/石川県)といった声が集まりました。

1位:江戸切子/110票

江戸切子(えどきりこ)は、ガラスの表面に専用のグラインダーで緻密なカットを施し、美しい紋様を作り出すガラス工芸です。江戸時代後期に始まったとされ、その技術は東京で発展しました。光の屈折を利用した繊細な模様が特徴で、現代の生活にも溶け込むデザインのものが多く、グラスや器として人気です。透明なガラスと色ガラスの二層構造のものが特に有名で、色のコントラストが華やかさを際立たせています。

回答者からは「伝統的で縁起の良い文様 『菊繋ぎ』『麻の葉』『矢来』など、古くから親しまれている伝統的な文様には、それぞれ縁起の良い意味が込められています。単なる装飾品ではなく、願いや思いが込められた品として所有する価値を感じられます」(50代女性/東京都)、「グラスや酒器として使うのはもちろん、現代ではアクセサリーなど小物にも応用されていて、和モダンなおうちにぴったり」(50代男性/神奈川県)、「繊細なカット模様がとても美しく、光の当たり方で表情が変わるところに魅力を感じました。日常のグラスとして使うだけで気分が上がり、長く大切にしたいと思える工芸品だと感じたためです」(10代男性/大阪府)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

文:坂上 恵

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