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美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。

  • 2025.12.8

THINGS FOR BETTER LIFE #131美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。

美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。December 08, 2025

年代や国を超え、一つひとつがエピソードを持つ工芸品。実際に手に取り、日々使うことで、その機能や美しさをより深く感じ、それぞれに愛着が生まれてくるのだと思います。

華道家の片桐功敦さん、インテリアスタイリストの島尊行さん、広島・尾道『水尾之路』店主の村上章裕さん。ぶれのない美意識で選び抜かれた工芸品を、生活の中に自然に取り入れ、楽しんでいる3組の住まいを紹介します。

出典 andpremium.jp

築100年ほどの古民家をセルフリノベーション。華道家・片桐功敦さんの美しい工芸品に囲まれた暮らし。

INTERIOR 2025.9.28

大阪を拠点に華道家として、生け花を写真に収める現代美術家として活躍する片桐功敦さんは、のどかな郊外でセルフリノベーションした築100年ほどの古民家に暮らす。「そもそも家を探していたのではなく、自分で育てた花を生けたくて花を育てる農地を探していたんです。長年空き家だった家は、おまけのように土地に付いてきたもの」と片桐さん。当初は住むつもりはなかったが、植物を育てるためには近くに暮らす必要があると改装を決意。5年ほどの年月をかけて手を入れ、昨年からようやく暮らし始めたのだという。「美しい」を見つめ直すためのヒントを探った、&Premium143号(2025年11月号)「美しい、ということ」より、 …

andpremium.jp/article/beautiful-things-1

出典 andpremium.jp

世界の民芸で味わう、組み合わせの妙。インテリアスタイリスト、島尊行さんの住まい。

INTERIOR 2024.11.18

日本のみならず、世界のクラフトが好きだというインテリアスタイリストの島尊行さん。自宅にはアメリカやメキシコをはじめ、イギリス、ドイツ、デンマーク、ウクライナ、ルーマニア、インド、タイ、そしてアフリカ諸国まで、洋の東西を超えたさまざまな国のものが並ぶ。 もともとダンサーを志していた島さん。ゆえにブラックミュージックやアフリカンカルチャーに興味があったが、その後、ヨーロッパのヴィンテージ家具や小物を扱うインテリアショップに入社。そこで各国の古いものに触れ、組み合わせる楽しみを知る。独立した今、仕事の場でも自宅でもディスプレイする上でこだわるのは、どんな素材なのか、テクスチャーの相性。作られた背 …

andpremium.jp/article/living-with-crafts-takayuki-shima

出典 andpremium.jp

凛と佇む、曲線美に魅せられた花器。写真と文:村上章裕 (『水尾之路』店主) #4

LIFESTYLE 2025.8.27

無色透明な水に、もし“かたち”あるならば、それはきっとやわらかく、なめらかで、そして凛として、少しだけ気位が高いのでしょう。そんなことを思わせる花器でございます。 それまで全く素養のなかった私が、拙いながら花を生けるようになったのは、この家に住まうようになってからでした。 誰かが思いを込めて暮らした場所を片付け、そして新たに住む場へと整えていく作業は、かつての主の思いを上からなぞっていくような感覚がありました。無色透明な水に、もし“かたち”あるならば、それはきっとやわらかく、なめらかで、そして凛として、少しだけ気位が高いのでしょう。そんなことを思わせる花器でございます。 それまで全く素養のなか …

andpremium.jp/column/eyes/akihiro-murakami-04

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