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男性「とても楽しかったのに…」“順調なお見合い”が一変…“奢られ慣れした女性の行動”に絶句したワケ

  • 2025.12.17
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは。婚活カウンセラーのりぃです。
今日は、お見合いの場で起きた“お金にまつわる小さなすれ違い”のお話をしたいと思います。

婚活をしていると、価値観や気遣いの仕方に「合う・合わない」が見えてきますが、なかでも意外と多いのが支払いの場面で生まれるモヤモヤです。

お見合いの“飲み物代”は誰が払うのか?

ホテルのラウンジで行われることが多いお見合い。そこで注文した飲み物代は「男性会員さんが支払う」ことがケースとしては多いです。もちろん絶対ではありませんが、多くの男性会員さんはそのつもりで準備し、女性側も「そういうものなんだ」と理解しています。

ただ、この“当たり前”に慣れすぎてしまうと、知らないうちに相手の気持ちを曇らせてしまうことがあります。

当たり前になってしまった“支払い”と消えた感謝

ある女性会員さんは、お見合い経験が増えるにつれて、飲みもの代は男性が払うものだと思い込むようになっていきました。

そしてある日──。

お見合いが終わり、男性がお会計に向かったとき、彼女は特に気にするそぶりもなく、ただ席を立って入口へ向かったそうです。

男性側も支払う気持ちは十分あったのですが、それでもどこか胸に引っかかるものがあったと話してくれました。

「ありがとうの一言がなかったんです。それだけで、急に気持ちが冷めてしまって…。それまではとても楽しかったんで残念です。」

お見合い中の会話は楽しく、「次も会ってみたい」と思っていたのに、最後の一瞬で印象がひっくり返ってしまったのだそうです。

感謝がなくなると、関係は静かにしぼんでいく

男女問わず、誰かが自分のためにしてくれたことに気づいたら、そこに「ありがとう」が自然と生まれるはず。

でも、「払ってもらって当然」「相手の役割だから」そんな気持ちが少しだけ芽生えると、感謝の言葉がスッと消えてしまうことがあります。これはお見合いに限りません。交際中でも、結婚後でも同じです。

もちろん、支払いに対する考え方は人それぞれで、男性がスマートに支払いたい場合もあれば、女性側が割り勘を望むケースもあります。大切なのはルールの是非ではなく、相手が自分のために時間やお金を使ってくれたという事実に対し、どう向き合うかという姿勢なのかもしれません。

“やってもらって当然”が積み重なると、相手の優しさや思いやりを受け取りにくくなり、いつの間にか気持ちの距離ができてしまうのです。

支払いの瞬間は、相手の価値観が見える大事な場面

支払いの場面は、実はお互いの価値観が出やすい時間です。金銭感覚、気遣いの仕方、相手への姿勢…その一つひとつに、長い目で見たときの“相性”や“思いやり”が表れます。

「払ってもらって当然」という態度が見えると、相手はどうしても心のどこかでモヤッとしてしまうもの。反対に、「ありがとうございます」と一言添えられるだけで、相手からの印象は大幅に上がります。

「ありがとう」は未来をつくる魔法の言葉

今回のエピソードは、ほんの小さな行動の違いが大きな印象の差につながってしまった例です。

お金に関することは特に敏感になりやすく、そこに感謝や思いやりがあるかどうかは、お見合い相手にとってとても重要なポイントです。

ルールとして男性が支払うことが多くても、そこに甘えるのではなく、感謝を忘れないこと。これは金銭のことだけでなく、日ごろから「ありがとう」と言えるかどうかは、その先の関係性にも大きく影響します。

お見合いでも、交際でも、結婚生活でも小さな“ありがとう”が、お互いを大切にし続けられる関係を育てていくと私は思います。



ライター:りぃ
私は5年間、婚活パーティーや結婚相談所などで婚活をされている方のサポートをさせていただいていました。相手が求めている情報を正しく分かりやすく伝える経験を積み、今では自分の言葉で読者の方に分かりやすく伝える文章を執筆しています。リアルなエピソードや、成功・失敗に共通するポイントをお届けします。