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「生きている心地がしない」借金経験者の6割が後悔…ギャンブルでも浪費でもない…それでも79%が借り入れをする切実な理由

  • 2025.12.8

「借金経験あり」は79% その使い道は?

「借金経験あり」は79%
「借金経験あり」は79%

LandSitzが運営するメディア「不動産投資の裏側を知る教科書」が、2025年11月、全国の10代~70代の男女240人を対象に「借金・借入に関する意識調査」を実施しました。

その結果、「借金や借入の経験はありますか?」という質問に対し、なんと79.17%(約8割)の人が「ある」と回答。多くの人が人生のどこかで借入を利用している実態が明らかになりました。

では、みんな何のためにお金を借りているのでしょうか。

借入目的の第1位は「生活費の補填」で46.28%。全体の約半数を占める結果となりました。 次いで「住宅の購入」(12.23%)、「学費や教育費」(9.57%)と続きますが、家や車といった大きな買い物よりも、「日々の暮らしを回すため」にお金を借りている人が圧倒的に多いのです。

「金融奴隷の感覚」 6割以上が後悔

借金をしたことへの満足度を聞くと、「できればしたくなかった」と回答した人が65.0%と過半数を占めました。

自由回答には、借金生活の苦悩を生々しく綴った声が寄せられています。

「精神的な重圧感、自由の無さ、金融奴隷の感覚」(50代男性)「生きている心地がしない、楽しいことをしてても楽しくない」(40代女性)「毎月の利息を支払うたびに損した気分になる」(40代男性)

生活費のためにやむを得ず借りたものの、返済に追われて精神的に追い詰められてしまう――そんな負のスパイラルに陥っている人が少なくないようです。

返済のために「副業」を始める人が3割

借入先としては、「消費者金融」が30.98%で最多となり、手軽さやスピード重視で選ばれている傾向が見えました。

また、返済を効率的に進めるために始めたこととして、約3割の人が「副業・兼業」を挙げています。

「本業だけでは賄えなく副業を始めました」(30代男性)「自業自得ですが、返済の為に副業をしてるのがきつい」(40代男性)

本業の収入だけでは返済が追いつかず、ダブルワークでなんとか凌いでいるという切実な現状が浮き彫りになりました。

借金は「悪」ではないが、計画性がカギ

一方で、借金をして「よかった」と回答した人も22.22%いました。

「念願のマイホームを手に入れることができた」「大学に行くことができて就職で有利になった」など、将来への投資として計画的に利用した場合は、満足度が高いようです。

物価高や収入減など、予期せぬ事態で誰しもがお金を借りる可能性がある現代。

もし借りる必要があるときは、「いくら借りられるか」ではなく「どうやって返すか」を徹底的にシミュレーションすることが、心の平穏を守るための第一歩と言えそうです。

(LASISA編集部)

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