ケイト・ウィンスレット、ルッキズムと整形手術の蔓延は「恐ろしいこと」　ダイエット薬を使う女優も批判

整形手術やダイエット薬を使った減量がハリウッドはもちろん、一般人にも広がっている。ケイト・ウィンスレットが痛烈に批判している。

最近新聞「ロンドンタイムズ」のインタビューに答えたケイト。多くの女性たちが整形手術で同じような顔になっていることをどう思うかと聞かれると、「とても恐ろしいこと」と答えた。「人間の自尊心が、これほどまでに外見に左右されてしまうのは怖い」とコメント、「最近の若い女性は、美しさの本質とは何かという概念を持っていない」と厳しい意見を口にした。

とはいえ、整形する人はケイトの同僚である女優たちの中にも多いはず。ケイトはそういう人にもきちんと手厳しい。「どんな体型であっても好きなように服を着ている人を見るのが楽しい」と言いつつ、その一方で「多くの人が薬で痩せている」と指摘。「自分らしくいることを選択する人もいれば、ありのままの自分でいることをやめるためにあらゆることをしている人もいる」とコメント、「クソッタレな女優たち」と批判している。「ああいう自分が体の中に何を入れているのかわかっているの？ 健康を軽く見るのは本当に恐ろしいこと」。ケイト自身は「絶対に整形はしない」とコメント、これまでも手を出していないと断言している。

ちなみにケイトのインタビューが公開された週末、女優のメリッサ・マッカーシーが人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演、激痩せした姿を披露した。アメリカマスコミはこの数か月で40キロ以上痩せたと推測している。

同然、SNSには、この急激な変化について「ダイエット薬のおかげ」「糖尿病の治療薬を使ったに違いない」というコメントが大量に書き込まれている。メリッサの変化をケイトがどんな思いで見ているのか、聞きたいところ。