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「知らなかった!」黒タイツとファーで結婚式へ。後から知ったマナー違反に赤面したワケ

  • 2025.12.9

結婚式に招待されたとき、頭を悩ませるのが服装です。良かれと思って選んだアイテムがマナー違反だったり会場にそぐわなかったりすることも。意外と奥が深い結婚式ファッションの「やっちゃった!」エピソードを3本紹介します。

今思い返しても申し訳ない

20代前半のころ、友人の結婚式は冬場だったので、「寒いから黒タイツをはけばいいや!」と何も考えずに選び、さらにモコモコのファーまで身に着けていた私。今考えると、結婚式の服装マナーをまったく知らなかったとはいえ、まるでお葬式みたいな足元と、縁起を損ねるかもしれないファーという組み合わせ……完全に若気の至りでした。

当時は、「ファーでも毛皮じゃなければいいでしょ?」くらいの感覚だった私は、人によっては殺生をイメージさせるという話を聞いても、「へえ、そうなんだ」ぐらいにしか思っていませんでした。

しかし後日、結婚式では黒タイツはあまり好まれないとか、ファーも絶対にNGと言い切れないにせよ、敬遠する人が多いと知り、「ああ、寒さ対策だけで考えちゃいけなかったんだな」と深く反省。今でも15年ほど前のあの装いを思い返すと、申し訳ない気持ちになります。

◇◇◇◇◇

冠婚葬祭はいろいろな慣習やマナーがあるので、何かの節目に呼ばれたときはきちんと確認する癖ができました。最近はなかなか結婚式に参列する機会も少なくなりましたが、もし次があったら、当時の自分に「もうちょっと考えて!」と声をかけてあげたいなと思います。

著者:杉浦更紗/40代女性・会社員

イラスト/きりぷち

面食らったドレス選びで大恥

先日、親友の結婚式に参加するため、久しぶりに手の込んだドレスやアクセサリーを用意し、準備万端で当日を迎えました。ところが会場に到着すると、周囲はカジュアルな装いが指定されていたらしく、私だけがフォーマルな服装で浮いてしまっていたのです。

恥ずかしさで頬が熱くなるほどアウェイ感を味わいましたが、せっかくの機会なので気持ちを切り替え、笑顔であいさつを交わしました。

披露宴ではスピーチを任され、緊張しながらも親友への祝福を真心込めて伝えました。ところが「結婚式は一生に一度の大イベント!」と口にした瞬間、なぜか胸がざわついたのを覚えています。その後、再婚の方もいると気付いて少し申し訳ないような気持ちになりましたが、幸い周囲は穏やかな雰囲気で聞き入ってくれたようでした。

さらに、楽しみにしていた食事のタイミング。私が取り分けた料理が予想以上にしょっぱくて、隣の席の方から「ちょっと塩辛いね」という声が聞こえてしまったんです。焦りからか、自分まで妙にしょっぱさを感じて、気持ちが沈みかけました。

そんな中でも式自体は本当に素晴らしく、会場の温かい空気に包まれながら、私も新郎新婦を心から祝福していました。服装の失敗やスピーチでの言葉選び、味付けのトラブルなど、振り返れば反省すべき点は多かったものの、それも含めて貴重な思い出として胸に刻まれました。

冠婚葬祭の場では、ほんの少しの気配りや準備がより一層大事だと、改めて身に染みる経験でした。今でもあの日の光景を思い出すと、ちょっぴり赤面しつつも、やっぱり幸せな気持ちになります。

◇◇◇◇◇

冠婚葬祭の場で少しの油断が大きな失敗につながることを、今回身をもって体感しました。恥ずかしい思いをした分、新郎新婦の幸せをより深く祝福できた気がします。経験を糧に、これからは一層の心配りを大切にしていきたいと思います。

著者:田中一輝/40代女性・会社員

「恥ずかしい…」結婚式で服かぶり!?

友人の結婚式に出席したときのことです。私は、シンプルだけれど華やかさもあるピンクのワンピースを選び、気分良く会場へ向かいました。式場に着いて、他のゲストとあいさつを交わしていると、ふと視線の先に見覚えのあるドレスを着た女性が目に入りました。

「あれ……?」と思ってよく見ると、その女性が着ていたのは、私とまったく同じワンピース。目が合った瞬間、お互いに「まさか……」という表情で気まずく苦笑いしてしまいました。

しかも、その人は新婦の親しい友人とのことで、写真撮影のたびに同じフレームに収まることが多くなり、周りからは「双子コーデみたいだね!」と笑われる始末。正直、せっかくのお祝いの席なのに、私は終始落ち着かず、どこか居心地の悪さを感じていました。

極めつけは、新婦が私たちを見つけた瞬間のひと言。「あれ? 2人とも同じドレス! まるで姉妹みたい!」と無邪気に笑ったのです。周りもどっと笑い、私はその場から消えてしまいたい気分になりました。

それ以来、結婚式に招かれるたびに、ドレスの色やデザインはより慎重に選ぶようになりました。派手すぎず、でも他の人とかぶらなさそうなものを探し、念のため新婦に「どんな感じのドレスを着てくる人が多そう?」とさりげなく聞くようになったのは、このときのちょっと恥ずかしい経験がきっかけです。

◇◇◇◇◇

冠婚葬祭では、見た目の印象が思わぬ形で記憶に残ることもあるのだと、改めて感じた出来事でした。

著者:田中美咲/30代女性・会社員

イラスト/マキノ

まとめ

思わぬことで失敗してしまうこともあるのが冠婚葬祭ファッション。不安なときは、新婦や参列者に思いきって相談してみたり、フォーマル専門店などで直接店員さんにアドバイスをもらう方法もあります。当日、心からお祝いの気持ちを伝えるためにも、事前にしっかり情報収集から洋服選びをすると良いですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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