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【ユニクロ&GUで、50代年末年始コーデ!】クリスマスディナーから初詣まで!~冨永彩心さんが指南!毎日の装いがちょっと垢ぬけるコツvol.2~

  • 2025.12.8

『大人のおしゃれ手帖』本誌でも注目を集めたブランディングスタイリストの冨永彩心さん。ショッピングレッスンで年間100人以上の女性と似合う服を一緒に見つけたり、スタイリスト養成講座を通して、ファッションの情報を発信しています。

そんな冨永さんの私服の装いを教えてもらう連載の第2回は、ユニクロ&GUで装う年末年始のコーディネートです。

人と会うことが増える年末年始。ユニクロ&GUでコーデの幅を広げる。

ユニクロやGUは常にチェックしているという冨永さん。
「ブラウスやスカートなどフェミニンなものやトレンド色の強いものはGUで探します。ニットやデニムなど、定番のものはユニクロで探すことが多いですね。
ユニクロやGUのアイテムが好きな理由は、デザインや素材がしっかりしているのはもちろん、サイズバリエーションが豊富なこと。
私は、最低でもふだんの自分のサイズと、一つ大きいものと小さいものの3サイズを試着してから買います。アウターはメンズサイズから選ぶこともありますよ」。

特に人と会うことが増える年末年始。
食事の席など改まった場所に出かけたり、買い出しやプチ旅行などアクティブに行動したり、シチュエーションもさまざまです。
そんなとき、ユニクロやGUで大人でも着こなしやすいアイテムを知っておけば、急なお出かけにも慌てなくて済みます。

早速、冨永さんのこの冬の装いをチェックしましょう。

リラックス感を演出できるポンチョで、久し振りのメンバーと女子会ランチ

ポンチョ、タックワイドパンツ、セーター/ユニクロ、ハンドバッグ/ノーリーズ、シューズ/ロエベ ネックレスは私物

「リラックスムードと華やかさを両立できるポンチョは、女子会ランチにぴったり。昼間のお出かけなら、コートなしでも十分あたたかです。ポンチョを選ぶときは、やわらかい素材より少し重さのあるもののほうが、ドレープがきれいに見えて体形カバーにもなるので、大人世代におすすめです」。ファーのバッグでトレンド感をプラス。

色展開が豊富なカシミアクルーネックセーターは、冨永さんが毎年チェックしているアイテムのひとつ。クリスマスカラーを選んで差し色に。小粒のパールが首もとに華やかさを添えます。

イルミネーションきらめく夜にお出かけ! クリスマスディナーはジレでドレスアップ

ジレ、スカート/GU、ブラウス/ユニクロ、ブーツ、バッグ/メゾンマルジェラ、ネックレス ショート/アデルビジュー、ネックレス ロング/リヴドロワ

クリスマスにちょっとおしゃれなレストランに行くなら、ジャケットほどかしこまらないジレがぴったり。GUのピンストライプのジレと同じラインのスカートを選びました。

「ジレの着こなしに迷うなら、同系色でまとめるのがおすすめ。インのトップスかボトムス、どちらかと色をつなげましょう」。
ジレとスカートはネイビー、ブラウスとブーツは黒を選んで、それぞれ色をリンクさせています。
ネックレスとバッグはゴールド系にして差し色に。

シースルーのインナーに、長さの違うゴールドのネックレスを重ねづけ。改まった席でもOKな、女性らしい華やかさのあるコーデに。

人で賑わう年末のアメ横へ買い出し。スウェットの上下でアクティブに

レザータッチブルゾン、インに着たヒートテックタートルネック/ユニクロ、パーカ、スウェットパンツ/GU

「GUのヘビーウェイトのスウェットは、ハリのある素材なので外着にも活躍します。ただ大人世代は、カジュアルなアイテムと合わせるとワンマイルウェアになってしまうので要注意! 」と冨永さん。

モード感のあるアイテムや女性らしい華やかな小物を合わせれば、「楽だから着ているスウェット」が「おしゃれアイテム」にシフトチェンジ!
冨永さんはユニクロに初登場したレザー風のジャケットと、ファー小物というテイストの違うアイテムを合わせて。
セレブの休日のような、ちょっとモード感のある着こなしが、にぎわう年末の街並みにもぴったりです。

厳しい冷え込みもへっちゃら。初詣は大人カジュアルな重ね着で

ニットキャップ、バギーカーブジーンズ、インに着たチェックシャツ/ユニクロ、コート、パーカ/GU シューズ/メゾン マルジェラ

重ね着ファッションができるのも、真冬ならではの楽しみ。
「トレンドカラーの赤のフーディと、どこか懐かしさを感じる90年代風のチェックシャツをインに重ねてみました。
GUのフーディはおへそくらいの短め丈が今どきっぽい。試着して、自分に合ったサイズを選びましょう」
バギーデニムとコートはゆとりにあるシルエットで、ボーイッシュな雰囲気がかわいい。

あたたかさとおしゃれを両立する重ね着。この冬気になるニット帽も、コンパクトで肌なじみのよいベージュなら大人も挑戦しやすいはず。

気の置けないメンバーでの新年会も、トレンドのベルトでよそゆき感をプラス

カシミアセーター、コート/ユニクロ、ベロアスカート/GU、イヤリング、リング/ネコアフロ、バッグ/メゾンマルジェラ、ブーツ/メゾンスペシャル ベルトはセレクトショップで購入

新年会など気の置けない仲間と集まる席は、かっちりしすぎる装いも浮きそうだし、おしゃれしないのもちょっと味気ない。そんなときは、いつものニットを小物でアレンジ。
「今年はベルトづかいがトレンドなので、ユニクロ:Cのカシミアニットにベルトを合わせました。ウエストマークするだけで、ニットがきれいめアイテムになって新鮮です」。
スカートはべロア調のロング、ジャケット代わりにメンズのチェスターコートを羽織って甘辛バランスを整えて。

ベルトは細すぎると存在感がないし、おなかのお肉に埋もれてしまう危険が!「使いやすいのは、ベルトループの幅のもの。だいたいここがウエスト、という感じでゆるく締めればOKです」。

トレンドのアイテムやいつもは着ない色にも挑戦しやすい、ユニクロやGUを使ったファッション。
人と会う機会の多い年末年始だからこそ、今年らしいコーデにチャレンジしてみて!

撮影/古家佑実〔SORANE〕 文/田中絵真
※アイテムはすべて冨永さんの私物です
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

教えてくれたのは……

ブランディングスタイリスト 冨永彩心

冨永彩心

神奈川県出身。文化服装学院卒業後フリーランスのスタイリストとしてファッション雑誌『ELLE』『MORE』『men's non-no』などで活動。結婚、出産を経て専業主婦に。 13年のブランクを経てセレクトショップ販売員として復職、52歳でパーソナルスタイリストとして起業。現在はインスタグラムなどSNS総フォロワー数11万人超えと人気を博す。年間100人以上のショッピング同行、スタイリスト養成講座をこなし、「あやみん先生」として親しまれる。 神戸国際大学ゲスト講師、NHKカルチャー講師を務めるほか、メディア出演も多数。 著書に『45歳からの「似合う」が見つかるおしゃれ塾』(主婦の友社)

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