老後に住みたい「秋田県の自治体」ランキング！ 2位「横手市」を抑えた1位は？ 【2025年調査】

年齢を重ねるほど、暮らしやすさや安心感、自然環境など、住む場所に求める条件は少しずつ変わっていきます。豊かな生活基盤や温かな地域性、医療や交通の利便性など、老後の暮らしを支える要素がそろった自治体はどこなのか。多くの人が「ここで過ごしたい」と思う魅力的な街が、いま注目を集めています。

All About ニュース編集部では、2025年11月20〜25日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、自治体に関するアンケートを実施しました。

その中から、老後に住みたい「秋田県の自治体」ランキングの結果をご紹介します。

2位：横手市／19票

秋田県の内陸南部に位置する横手市は、かまくらや横手やきそばで知られる地域です。豪雪地帯であり、冬の情緒豊かな景色や伝統的な雪まつりが魅力です。農業が盛んで、美味しい米や野菜に恵まれています。地域コミュニティがしっかりしており、昔ながらの日本の生活を感じられる環境は、落ち着いた老後を求める人に支持されたと考えられます。

回答者からは「B級グルメで賑わっているから」（40代女性／東京都）、「雪まつりのかまくらなどご当地の文化を体感できるから」（40代男性／大阪府）、「横手やきそばが大好きなので。いっそ焼きそば屋を始めてみようかとも」（30代男性／千葉県）といった声が集まりました。

1位：秋田市／146票

秋田県の県庁所在地である秋田市は、日本海に面した中核都市です。竿燈まつりをはじめとする伝統文化と、近代的な都市機能が融合しています。秋田新幹線や秋田空港があり、県内の交通の要となっています。医療施設や商業施設が充実しているため、老後の生活を送る上での安心感が高いと評価されたと推測されます。豊かな自然と利便性のバランスの良さが魅力です。

回答者からは「やはり秋田市。思っているよりは意外と都会だったりして、近隣の観光スポット等にも行きやすいと思います。飲食店も結構豊富だった印象です。老後にお散歩したりたまに外食したりするにはちょうど良い街の感じだと思います」（40代女性／新潟県）、「自然も豊かだけれど、それなりに大きい都市で買い物など便利そうだから」（30代女性／神奈川県）、「四季折々の景観が美しく、落ち着いた環境でゆったりと老後を過ごせるから」（20代女性／東京都）といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

文：坂上 恵