「優勝ってこんなに嬉しいんですね！」9年ぶりJ1優勝の鹿島アントラーズMF柴崎岳の妻・真野恵里菜さんも初体験に歓喜

2025年シーズンのJ1で優勝を決めた鹿島アントラーズ。

6日にホームで行われた横浜F・マリノスとの最終戦に2-1で勝利し、2位柏レイソルと勝点差1という熾烈な優勝争いを制した。

J1最多優勝を誇る常勝軍団の鹿島だが、近年は低迷も経験し、リーグ優勝は2016年以来となる通算9度目。

メルカリスタジアムでの一戦にはクラブのレジェンドである元ブラジル代表ジーコも駆けつけ、選手たちとともに喜びを分かち合った。

そのジーコはこのようなメッセージをSNSに投稿。

「神が素晴らしい一週間を与えてくれた。フラメンゴのアンバサダーとして2つの栄冠、4度目のリベルタドーレス優勝と9度目のブラジル全国選手権優勝。

そしてここ日本でも鹿島の9度目のタイトル。2025という数字を足すと9になる。

鹿島はマリノスに2-1でスペクタクルな勝利。スタジアムに4万人が詰めかけたなか、鹿島は優勝への強い意志を示した。

小泉（文明）社長と全役員、鬼木達監督とコーチングスタッフ、選手たち、そしてこの優勝に何らかの形で貢献したすべての人を祝福する。特に今回も疲れ知らずでチームを応援してくれたサポーターをね。

私がこれほどまでに愛するスポーツであるサッカーにおいて、こんなに幸せな瞬間を経験させてくれた神に感謝する」

1991～1994年に鹿島アントラーズとその前身である住友金属でプレーしたジーコは、ブラジル最大の人気クラブであるフラメンゴの歴代最多得点記録保持者でもある。

そのフラメンゴは、南米最強クラブを決めるコパ・リベルタドーレスとブラジル1部リーグの二冠を達成。

鹿島の優勝も含めて、2025年に9度目のタイトルを獲得したことに不思議な縁を感じているようだ（フラメンゴのブラジル1部優勝は公式には8回だが、フラメンゴは軍事政権崩壊後で混乱していた1987年度も優勝と主張している）。

また、鹿島の元日本代表MF柴崎岳の妻である女優・タレントの真野恵里菜さんもスタンドから優勝を見守っており、「鹿島アントラーズ、優勝おめでとうございます。振り返ってみればあっという間だったけど、今までより長く感じる1年でした（涙の絵文字）優勝ってこんなに嬉しいんですね！！！！（感涙の絵文字）」とSNSに投稿していた。

今年33歳になった柴崎は、2011年～2016年まで鹿島でプレーした後、海外を経て、2023年に鹿島に復帰。

ハロー！プロジェクトの元メンバーである真野さんと結婚したのは2018年なので、真野さんにとっては初のJ1優勝となる。昨年生まれたお子さんと一緒に試合を観戦したそうで、感慨深いものがあったようだ。

筆者：井上大輔（編集部）