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シニアプロの確実に寄せる方法!ヒジをゆるめて関節の硬さをカバー

  • 2025.12.7

シニアプロの真骨頂はグリーンまわりでの巧みな寄せワザ。ダフりやトップを回避し確実に寄せる方法をマスターしよう!

ヒジをゆるめれば肩まわりや手首の関節も柔らかくなる

シニアプロの確実に寄せる方法!ヒジをゆるめて関節の硬さをカバー
クラブが突っかからずにきれいに抜ける!右ヒジだけでなく左ヒジもゆるめて腕を柔らかく使う。手打ちにならないように肩をしっかり動かそう

歳をとるほど関節が硬くなり、手や体が思うように動かなくなる。とくに繊細なタッチが求められるアプローチをカバーすることが必要だと白潟はいう。

「インパクトでクラブが芝に突っかかり、抜けが悪くなるのは、ヒジの関節が硬くなっている証拠。これをカバーするために、私はヘッドの重さを感じながら、両ヒジをゆるめて構えます。こうするとヒジの関節だけでなく、肩まわりや手首の関節も柔らかくなり、動きがなめらかに。緊張した場面でも、クラブの抜けがよくなります。また、年齢を重ねると感性が鈍くなるので、ボールを無理に高く上げず、低く打ち出したほうが、ミスなく確実に寄せられますよ」

ヒジが突っぱるとダフりやトップに

アドレスで緊張してヒジが突っぱると、硬くなった関節がさらに硬くなってしまい、クラブの抜けが悪くなる

Point1:両ヒジを軽く曲げてゆとりをもたせる

シニアプロの確実に寄せる方法!ヒジをゆるめて関節の硬さをカバー
手のひらを上に向ける

まずヒジを曲げて手のひらを上に向け、ヒジの関節を意識する。次にクラブを握り、ヘッドの重さを感じる。こうしてヒジにゆとりをもたせることが大切。ヒジを曲げすぎると打点位置がズレやすくなるため、軽く曲がった状態が理想

Point2:無理に上げずに低い球で寄せる

高い球より低い球のほうが、打ち方の難易度が低く、感性が鈍くなってもミスなく打てる。SWよりAW、AWよりPWと、ロフトが立っている番手を選択するのが賢い戦術。ラフでも無理に上げず、状況が許すかぎり低く打ち出す

シニアプロの確実に寄せる方法!ヒジをゆるめて関節の硬さをカバー
クラブ選択が大事!

高い球はミスと背中合わせ

ふわりと高く上げる球は、難易度が高いうえに、関節の柔らかさと繊細なタッチが要求される。歳をとって感性が鈍くなると、大きなミスが出やすいので注意しよう

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

レッスン=白潟英純
●しらかた・ひでずみ/1966年生まれ、福岡県出身。172㎝、70㎏。19年は公式戦の日本プロゴルフシニア選手権で悲願のシニアツアー初優勝。賞金ランク8位と大活躍。九州ゴルフ倶楽部八幡コース所属。

構成=小山俊正
写真=圓岡紀夫
取材トーナメント=日本プロゴルフ
シニア 住友商事・サミットカップ

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