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【MLB】3連覇狙うドジャース、ウインターミーティング直前情報 公式記者が補強ポイントを総ざらい「最大の争点は……」

  • 2025.12.6
ドジャース(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース(C)Getty Images

メジャーリーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するオフシーズン最大のイベント、ウインターミーティングが7日(日本時間8日)から、米フロリダ州オーランドで開催される。ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースは、今季不安定だった救援投手や外野手の補強を中心に動くと見られている。
公式サイトのドジャース担当ソニア・チェン記者は同日、ウインターミーティングの注目ポイントを紹介。今後の展望にも触れた。

■ブルペンと外野陣の補強

チェン記者は記事の冒頭で、ドジャースがまず向き合うべきはブルペンの改善であると言及。今季は救援投手の投球回がメジャー最多の657回2/3に達し、防御率4.27と振るわず。救援失敗(ブロウンセーブ)は27回を記録し、昨季大型契約を結んだタナー・スコット投手とカービー・イエーツ投手は機能しなかった。
加えて、外野手も課題が浮き彫りに。今季25本塁打のテオスカー・ヘルナンデス外野手は、守備面でのマイナス要素が多く、アンディ・パヘス外野手は好不調の波に苦しんだ。さらにユーティリティのトミー・エドマン内野手は、足首手術の影響で中堅手での起用に不安を残す。トレード期限で加入したアレックス・コール外野手も出場機会が限られ、中核を担う選手を確保して「より安定性を求めたいのが球団の本音」と記した。

■トレード候補に挙がるのは……

また、ドジャースからのトレード候補としては、若手有望株ダルトン・ラッシング捕手の名前を挙げた。扇の要ウィル・スミス捕手が盤石で、ラッシングは出場機会に恵まれない。メジャーデビュー後は打撃で安定感を欠いたが、改善の余地はあるため他球団にとって魅力的な存在に。現在メジャー40人枠の捕手がこの2人のみで、補強の駒にするか判断は難しいところだが、大きな見返りが期待できるとしている。
チェン記者は同記事で、投手は余剰気味だが層の厚さで乗り切った今季を考えると、放出よりも保持を優先する可能性があると指摘。最大の争点は、試合終盤の守護神候補をもう一人確保するかどうかで、取れるか取れないかではなく「そこまで必要なのかという問いに尽きる」と締めくくった。
豊富な資金力に支えられてはいるものの、長期契約の大物獲りには消極的と見る向きもある今オフのドジャース。ワールドシリーズ3連覇へ向けて、どのような動きを見せるのか。

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