老化防止や疲れ目にも！【脂肪燃焼ダイエットスープ】簡単に作れる薬膳スープ2選

老化防止や疲れ目にも！【脂肪燃焼ダイエットスープ】簡単に作れる薬膳スープ2選

脂肪燃焼タイエットスープに慣れたら肉などでたんぱく質をプラスしたり、クコやきくらげなどの漢方食材をとり入れたりしてみましょう。食材の相乗効果で体にやさしい薬効も加わります。教えていただくのは、岡本羽加先生です。

薬膳はスーパーで手に入る材料で作る、思うより気軽なもの。毎日の食事で口にしている野菜や肉、魚などもすべて効能があります。ここでは、いつもの食材にクコの実やきくらげなど、 漢方食材を使ったスープを紹介します。

鶏肉とれんこん、クコの実の薬膳スープ

滋養強壮

クコの実は水分代謝を活発にする作用があり、むくみ解消にも効果があります。鶏肉とれんこんで滋養もたっぷり！

【材料】( 2〜3人分)
鶏もも肉 ... 1 枚(300g)
塩...少々
れんこん...100g
まいたけ...50g
クコの実 ... 小さじ1(10g)
A
水...2カップ
酒...大さじ1
しょうが(せん切り)...大1かけ分

【作り方】
①鶏肉は大きめの一口大に切り、分量の塩をまぶす。れんこんは皮をむいて2cm 厚さの 半月切りにし、まいたけは小分けにする。クコの実はさっと洗う。
②鍋にAと、まいたけ以外の①を入れて火にかけ、煮立ったらアクをとり、火を弱めて10 分ほど煮る。
③鶏肉に火が通ったらまいたけを加え、さらに2〜3分煮る。

【食材メモ】
クコの実
肝と腎の機能を高め、潤い不足やふらつき、老化防止に有効とされる食材。滋養強壮、疲れ目にもおすすめ。

鶏ひき肉とレタス、はるさめのスープ

むくみ解消

きくらげのコリッとした食感がアクセントのスープ。きくらげは血を補う食材として、漢方ではよく使われます。

【材料】(2〜3人分)
鶏ひき肉...100g
レタス...1/2個
はるさめ(緑豆・乾燥)...50g
きくらげ(黒・乾燥)...5〜6枚
しょうが...50g
酒...1/4カップ
塩 ... 小さじ1

【作り方】
①レタスは細切りにし、しょうがはせん切りにする。はるさめは湯でもどして2〜3等分に切り、きくらげは水でもどして細く切る。
②鍋にひき肉と酒、塩を入れて火にかけ、ひき肉をほぐしながらいりつける。そぼろ状になったら、水2と1/2カップを加え、しょうがときくらげも加えて3〜4分煮る。
③はるさめとレタスを加え、ひと煮する。

【食材メモ】
きくらげ(黒)
血液をサラサラにし、血行を高める。高血圧や動脈硬化の予防にも有効。

※この記事は『＃脂肪燃焼 やせるスープ大全科』岡本羽加著（主婦の友社）の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2022年12月25日、2023年1月4日に配信した記事を再編集しています。