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17歳・張本美和&18歳・松島輝空の次世代エースが放つ存在感 大会公式のベストポイント選出の“神ラリー”が脚光【卓球・ITTF混合団体W杯2025】

  • 2025.12.6
張本美和、松島輝空(C)WTT
SPREAD : 張本美和、松島輝空(C)WTT

卓球の「ITTF混合団体ワールドカップ(W杯)2025」は、5日に第2ステージの第4戦が中国・成都で行われ、日本は韓国と対戦。マッチカウント8-2で勝利し、第2ステージ全勝、開幕から無傷の7連勝を飾った。
この試合で存在感を放ったのは、世界ランキングトップ10圏内に入る男女の次世代エースたち。韓国の強豪を相手に見せた印象的なショットに、ITTF公式も注目している。

■「Top Points of Day 6」に選出

全勝で迎えた日本にとって、ひとつの山場となった第4戦・韓国戦。実力者を揃える難敵を前に、日本の若き主力2人が躍動した。
まずは、今大会で女子のエース格として安定した戦いを見せている、17歳の張本美和(木下グループ)。第2マッチの女子シングルスで世界39位の李恩惠と対戦し、相手のバック対応に苦しむ場面もあったが、2-1で競り勝った。第2ゲームでは4-3とリードした局面で、バックストレートからのラリーで相手をミドルからフォアに振り分ける展開。スマッシュで勝負を仕掛けてきた李恩惠の打球を、最後は冷静にブロックで沈める好プレーが飛び出した。
そのバトンを受けたのが、男子世界ランキング8位の松島輝空(木下グループ)。第3マッチで世界15位の安宰賢と対戦し、ストレート勝ちを飾った。序盤は相手の対応力に手を焼いたが、中盤以降は松島が完全に主導権を握る展開に。特に第2ゲームの8-5から繰り広げられたラリーでは、サービスから始まった応酬の中で前に出て強打を仕掛け、下がりながら打ったフォアを最後は相手がオーバー。観客を沸かせるスーパープレーでポイントを奪い、勝利を手繰り寄せた。
張本美と松島のこの日の好プレーは、ITTF公式YouTubeチャンネルが選出する「Top Points of Day 6」にも選ばれ、大会を通じて注目を集めている。
6日には第2ステージ第5戦で優勝候補の中国、そして第6戦ではフランスとの対戦が控える。五輪の新種目として注目度が高まる今大会で、新世代エースたちのプレーが引き続きカギを握る。

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