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【京都の人気フローリスト】POUSSE(プーゼ)で教わる30分で作れる2wayクリスマスアレンジメント

  • 2025.12.6

こんにちは、奈良在住の編集者・ふなつあさこです。今回は、以前からお世話になっている京都の人気フローリスト「POUSSE(プーゼ)」の代表・浦沢美奈さんに、おしゃれなクリスマス向けのフラワーアレンジメントの作り方を教えていただきました。関西の方なら、寺町二条にあったお店でお花を買い求めたり、結婚式のブーケをはじめ、人生の節目にプーゼのお花を贈ったり贈られたりという方も多いはず。

「テーブルに花を飾ると幸せが集まってくる」という思いを胸に1991年にプーゼを立ち上げて以来、出版・広告などで幅広く活動されてきた美奈さんは、とっても素敵なお姉さん! 「簡単で、お手軽で、でも見栄えするクリスマスのアレンジメントの作り方教えていただけませんか〜?」という私の無茶振りに、快く応えていただきました。

材料は近くの花屋さんで手に入れられるものばかり。ぜひトライしてみてくださいね!

2ステップで完成! お手軽&おしゃれなアレンジメント

作り方&完成写真は、花を活け自ら撮影する花の写真家としても活躍する美奈さんのお写真で美しくお届けいたします♪

用意するのはこれだけ!

<材料>
・サツマスギ(多くの花屋さんで広く取り扱われているそうです) *使いやすい大きさにカットしておく
・土台の棒(サツマスギの枝の下の方でもOK)
・好みの飾り(木の実、シナモン、綿花、鷹の爪、松ぼっくり、リボンなど)

<資材>
・麻紐(あればワイヤー)
・木工用ボンド

STEP 1 : 土台の棒にサツマスギを取り付けベースを作る

土台の棒に、枝先が10cmほど飛び出すようにサツマスギの枝2〜3本をまとめて重ね、1箇所を麻紐で結んで留める。

少し下にズラしてサツマスギの枝を重ね、麻紐を巻きつける。
*麻紐は常に引っ張り、クルクルっと手早く巻きつけていきましょう

これを繰り返し、土台の棒の真ん中を過ぎたら、枝先を反対に向けて同様に。

巻き終わりを輪にして結んで、ベースの完成。

紐で作った場合の巻き終わりは、こんな感じ。

あれば、ワイヤーで作る方が、枝が固定されやすいので作りやすいかも。グリーンのワイヤーだとより目立ちづらいのでおすすめ(花材店で取り扱っている場合もあるそうです)。

上から見るとこんな感じ。左右の枝をバランスよく取りつけるのがポイント。

STEP 2 : 飾りの材料をボンドでベースに取り付ける

あとはベースに、飾りの材料をトッピングするだけ。美奈さんは、シナモンと鷹の爪をチョイス。どちらもスーパーで売っているものでもよいそう。

一旦仮置きしてレイアウトを決め、大きいものからボンドをつけて固定していきます。半日ほど乾かし、完全に固定できたら完成。速乾性の花材用の接着剤を使用すると、乾かす時間を大幅に短縮できます。

アイデア次第でテーブルフラワーにもガーランドにも!

シンプルに置くだけでも素敵。玄関先やちょっとした棚の上などに飾りたいですね。

アンティークの小瓶にクリスマスローズを活けてプラスすれば、一気に華やぎます。ゲストを迎えてのホームパーティにもぴったり。

後ろに輪を作ってあるので、玄関先などに吊り下げて飾ることもできます。

長めの枝で作ったり、輪を2箇所作って横に吊り下げたり、同じものをいくつか作って壁を彩ったり、飾りのアイテムを別のものに変えて他の季節に楽しんだりと、アイデア次第で幅広いデコレーションに活躍してくれます♪

1dayレッスンなら京都旅でも体験できる! アトリエプーゼ

ここからは、いつもの私の写真でアトリエをご紹介していきます。

パリの街角の花屋さんに迷い込んだような素敵なアトリエ。

アトリエでは、季節ごとにさまざまなレッスンが開催されています。会員制の教室で本格的なフラワーアレンジメントを習うこともできるほか、1dayレッスンが開催されていることも。京都旅行の際に参加される方もいらっしゃるそう。

フラワーアレンジメントの材料や、ドライフラワーのアレンジメントなども販売されています。レッスンやイベントのスケジュールは、POUSSEの公式サイトをご参照ください!

プーゼ代表の浦沢美奈さん。まだフラワーアレンジメントという文化が日本にやってきて間もない頃に、プロばかりが参加していたスクールに飛び込み、卒業後に全国的にも有名な京都の花屋さんに勤務。退職後、フラワーアレンジメントを友人たちに贈ったところ「教えてほしい」と言われ、いつしかお教室をスタートし、そのかたわらショップの装花などを担当するように。

寺町二条でフラワーショップも営んでいましたが、現在はアトリエでのレッスンや出版・広告などでの活動をメインでされています。

作った作品をご自身で撮影もされている美奈さん。毎年販売しているプーゼのオリジナルカレンダーは、いつもフレッシュなお花がそばにあるようで、私も楽しみにしています。

多くの雑誌などに掲載されているほか、著作も多数ある美奈さん。近刊の『花と短歌でめぐる 二十四節気 花の色いろ』(KADOKAWA)では、歌人・俵万智さんの短歌とエッセイに、美奈さんが作り、撮影した花の写真が添えられています。ぜひお近くの書店やWeb書店でチェックしてください!

この記事を書いた人

編集者 ふなつあさこ

ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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