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「娘の幸せはどうでもいいの?」母が彼氏と裏でコソコソ。私を無視した『とんでもない計画』に唖然!

  • 2025.12.8

これは、知人のA子さんに聞いたお話です。結婚観の違いから、彼氏との別れを考えていたA子さん。しかし、その話を母親に伝えたところ、まさかの「彼氏擁護」が勃発。娘の幸せより『自分の好み』を優先する母親の暴走エピソードをご紹介します。

画像: 「娘の幸せはどうでもいいの?」母が彼氏と裏でコソコソ。私を無視した『とんでもない計画』に唖然!

「娘より彼氏の味方!?」娘の別れ話を全力阻止する母

A子さんの気持ちは、当時「仕事」にありました。ちょうど短大卒業、就職活動の時期でしたが、県外での仕事を視野に入れており、学生という立場ではあるものの、社会人としてのキャリアに強い関心と期待を抱いていたのです。
「まだまだ挑戦したい。県外にも出てみたい」というA子さんの夢に対し、彼氏のB男さんは「A子さんと結婚して落ち着きたい」タイプ。お互いの将来設計にズレが生じ、話し合いを重ねても折り合いがつきません。

A子さんも我慢の限界で、別れはほぼ確定という状態でした。そんな時、A子さんはお母さんに「結婚観の違いで別れるかも」と、それとなく報告しました。

するとA母は、目を輝かせてこう言ったのです。
「ええっ! B男くんと!? あんな良い人いないわよ!」
なんでも、A子さんのお母さんはB男さんのことがすっかりお気に入りだった様子。「将来B男はうちの息子になるんだから」「A子が我慢すればいいじゃない」と、まさかの全力彼氏擁護が始まったのです!
A子さんの、県外に出てキャリアを築きたいという人生設計は一切無視。別れを阻止しようとするその姿に、A子さんはドン引き。「いや、あの、私とB男の問題なんだけど……」という言葉は、お母さんには届きませんでした。

まさかの裏工作!? 母が彼氏の「味方」になった日

お母さんの「B男くん推し」は、それだけでは終わりませんでした。
娘の県外就職を阻止したい、そしてお気に入りのB男さんと結ばれてほしい。そんな思いが暴走したのか、お母さんはとんでもない行動に出たのです。

なんと、A子さんに内緒でB男さんにこっそり連絡を取り、「A子のことは気にしないで! 私、B男くんの味方だから! 応援してるわ!」と伝えていたことが発覚!

これにはA子さんも「はあ!?」
自分の母親が、自分を飛び越えて彼氏と繋がっていたなんて……。
応援という名の裏工作に、違和感を通り越して恐怖すら覚えたそうです。味方だと思っていた母親が、いつの間にか彼氏側の最強サポーターになっていたのですから、たまったものではありません。

応援(という名の妨害)で……まさかの破局!

A子さんとB男さんの間では、結婚観が違うとはいえ、お互いに冷静になろうと「少し距離を置いてみる」という話も出ていました。

しかし、A子さんのお母さんという「最強の味方」を得たB男さんは、態度が一変。どこか強気になり、冷静な話し合いができなくなってしまったのです。

A子さんのお母さんが間に入ってきたことで、問題は余計にこじれにこじれ、結局、修復不可能な状態になり、二人は別れることになりました。

A子さんのお母さんは「A子のために」と言いながら、結果的に娘の破局を後押ししてしまったのです。良かれと思った親心も、度が過ぎれば迷惑なだけ。A子さんは「あーあ、余計なことをしてくれて……」と、怒りを通り越して、ただただ脱力してしまったのでした。

『娘のため』は誰のため? 親子の境界線で学んだこと

親が子どもの幸せを願うのは当然のこと。でも、その「幸せ」が「親の理想」の押し付けになってしまっては、本末転倒です。

A子さんのお母さんは、結局のところ「A子の幸せ」よりも「B男くんが(自分の)息子になる」という『自分の好み』を優先してしまったのかもしれません。いくら親子でも、お互いの人生を尊重する「境界線」は大切です。
A子さんはこの一件で、「私の人生の主役は、他の誰でもない私自身!」ということを、痛感させられたそうです。ちょっと迷惑なお母さんの暴走でしたが、自分の人生を見つめ直す良いきっかけになった……と、今は笑い話にしているA子さんでした。

【体験者:10代・女性学生、回答時期:2020年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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