1. トップ
  2. 【ギャグ漫画】独房に差す一筋の光…脱獄を試みた男を待っていた「絶望的な結末」【作者に聞く】

【ギャグ漫画】独房に差す一筋の光…脱獄を試みた男を待っていた「絶望的な結末」【作者に聞く】

  • 2025.12.4
必死で窓をこじ開けた彼が見たのは…!? 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
必死で窓をこじ開けた彼が見たのは…!? 画像提供:モノモース(@mono_moosu)

高い壁に隔てられた独房に、わずかに差し込む光。その“出口”に賭けるように男が脱走を試みる4コマ作品「希望の光」は、モノモース(@mono_moosu)さんが1時間で制作するお題企画から生まれた短編だ。限られたコマと時間のなかで語られる“希望”と“絶望”の反転劇は、SNSを中心に話題を呼んでいる。

発想力が試される“1時間4コマ企画”から生まれた作品

独房の中に一筋の光が差し込んでいた 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
独房の中に一筋の光が差し込んでいた 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
男はあの窓から脱出できるのではないかと壁をよじ登る 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
男はあの窓から脱出できるのではないかと壁をよじ登る 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
すざましい執念で窓をこじ開けた男は? 画像提供:モノモース(@mono_moosu)
すざましい執念で窓をこじ開けた男は? 画像提供:モノモース(@mono_moosu)

制作のきっかけは、SNSで行われていた「1時間で4コマを描く」企画だった。当時のお題は「窓」。モノモースさんは、独房に差し込む小さな光を“希望”に見立て、物語を組み立てた。時間制限がある企画は大変な一方で、発想力のトレーニングにもなるという。現在も不定期に参加しているそうだ。

コンテスト受賞で注目作に

この4コマは「第4回 北九州国際漫画大賞」で漫画ミュージアム賞を受賞。応募を勧められ軽い気持ちで出した作品だったこともあり、受賞の知らせを聞いたときは驚きが大きかったという。

あえて“セリフをゼロ”にした理由

本作は全編セリフなし。“絵だけ”で物語が伝わる構成が特徴だ。SNSでは文字量が多い漫画は読まれにくいため、極力セリフを少なくし、絵だけで理解できる形を意識したという。言葉を排したことで、最後の一コマがより鮮烈に胸へ突き刺さる。

現在モノモースさんは、タウンワークマガジンで「はたらく4コマ」を連載中。シンプルな線と短い尺でドラマを語る作風は、働く人々の心情を軽妙に切り取っている。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる