Z世代・a世代の《クリスマス事情》誰と過ごしたい？プレゼントでもらいたい物など、リアルな回答が明らかに！

Z世代・a世代が答える「クリスマス」の理想

今年も残りわずか……。12月のイベントといえば「クリスマス」を思い浮かべる人が大半なのではないでしょうか？ 家族や恋人、一人クリスマスなど楽しみ方は人ぞれぞれだと思います。そこで今回、「digdig（ディグディグ）」が行った「Z世代・a世代が選ぶ2025クリスマストレンドランキング」の調査結果を参照しながら、若者のクリスマスの過ごし方に迫ります。調査は11月5日〜6日、Z世代・a世代を中心に支持を集める同社インスタグラムのフォロワー108人を対象にしたものです。

調査の結果、「クリスマスに行きたい場所」では、イルミネーション（68.5%）が圧倒的な1位を獲得しました。続いてクリスマスマーケット（55.6%）、ディズニー（28.7%）がランクイン。興味深いのは5位に「推しのイベント」（24%）が入っていることです。推し活カルチャーがクリスマスの過ごし方にも影響を与えていることがうかがえます。

プレゼントに関する調査では、もらいたいものの1位がコスメ（64.8%）、渡したいものの1位がアクセサリー（52.8%）となりました。高価なブランド品よりも、相手の好みを理解して選ぶセンスや日常で使える実用性に価値を置く傾向が見られます。注目すべきは「おそろいのもの」が渡したいプレゼントの2位（43.5%）に入っていることです。「自分へのクリスマスプレゼントとしても！好きな人とおそろいうれしい！」（19歳女性）という声からも、共有する体験への重視がうかがえます。

「クリスマスにやりたいこと」では「好きな人とデート」（62%）が1位となりましたが、僅差で「お家パーティ」（59.3%）が2位に。若者の恋愛離れが話題になる中でも、クリスマスは特別な人と過ごしたい気持ちは変わらないようです。一方で「推し活」（28.7%）や「クリスマスプリ」（25.9%）も上位に入り、自分らしい関係の楽しみ方が広がっていることも明らかになりました。

次に、「クリスマスの服をどこでそろえるか」では、SHEIN（62.0%）とGRL（59.3%）のプチプラブランドが上位を占めました。物価高の影響もあり、かわいく高見えするコーデを工夫する姿勢が目立ちます。

今回の調査では、推し活とクリスマスを組み合わせた新しい楽しみ方も注目されています。おうちで推しのライブ鑑賞をしながらクリスマスパーティを開いたり、推しをイメージしたオーダーケーキを味わったり、推しとおそろいのコスプレでプリクラを撮ったりと、創意工夫に満ちた過ごし方が広がっています。

2025年のZ世代・α世代のクリスマスは、恋愛中心から自分らしい関係を大切にする方向へと進化しているようです。プチプラで映える瞬間を作り出し、つながりや共感を重視する価値観が、新しいクリスマスのスタンダードとして定着してきているのかもしれません。

（LASISA編集部）