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「突き抜けたぞ!」乃木坂46 6期生による『新参者』閉幕!千秋楽で見せた圧巻のパフォーマンスと成長の軌跡

  • 2025.12.3

乃木坂46 6期生による単独公演『新参者 二〇二五 Live at THEATER MILANO-Za』が2025年11月30日、千秋楽を迎えた。加入から約1年に満たない“新参者”10人が、1カ月にわたる全10公演で見せた急成長。最終日のステージには、もはや新人の域を超えた堂々たる姿があった。

 乃木坂46 6期生、堂々の千秋楽!『ビリヤニ』初披露からダブルアンコールまで完全燃焼の夜 鈴木健太(KENTA Inc.)
乃木坂46 6期生、堂々の千秋楽!『ビリヤニ』初披露からダブルアンコールまで完全燃焼の夜 鈴木健太(KENTA Inc.)

ペンライトを消して…暗闇に響く10人の歌声で幕開け

影アナで瀬戸口心月さんが「1曲目はペンライトを消してお楽しみください」と告げると、会場は期待に包まれた静寂に。『Overture』に続いて会場が暗転すると、『君の名は希望』の美しいハーモニーが響き渡る。観客は息を潜めて、その歌声に耳を傾けた。

 鈴木健太(KENTA Inc.)
鈴木健太(KENTA Inc.)

しっとりとした幕開けから一転、増田三莉音さんの「ここから始まる6期生の物語。皆さん、最後まで見届けてください」という決意表明とともに『制服のマネキン』で会場の熱量が爆発。普段のおっとりした雰囲気を封印したクールな増田さんに、客席から歓声が沸き起こる。

 鈴木健太(KENTA Inc.)
鈴木健太(KENTA Inc.)

初期3曲で原点回帰、その後デビュー曲で会場は最高潮に

愛宕心響さんをセンターに据えた『走れ!Bicycle』では、初期の乃木坂46を彷彿とさせるフレッシュさで会場を温め、『おいでシャンプー』では鈴木佑捺さんを筆頭に柔らかな空気で包み込む。まさに乃木坂46の原点で固められた最初のブロックは、川端晃菜さんセンターの『ぐるぐるカーテン』で優しく締めくくられた。

最初のMCでは、矢田萌華さんが「初日に『6期生が入ってきたから大丈夫だ、と皆さんにも先輩方にも思ってもらえるように成長していきます』と言ったんですけど、この10人で支え合いながら成長してきた。今日のパフォーマンスにすべてをぶつけて、『やっぱり6期生最高だよ』と思ってもらえるように、最後まで頑張ります!」と力強く宣言。

実際、この日の6期生は別格だった。デビュー曲『タイムリミット片想い』では10人全員が笑顔を振り撒きながら全力パフォーマンス。続く『なぜ 僕たちは走るのか?』で瀬戸口さんをはじめメンバー全員が客席のファンと積極的に目を合わせ、会場との一体感は最高潮に達した。

 鈴木健太(KENTA Inc.)
鈴木健太(KENTA Inc.)

ソロ楽曲で海邉朱莉が魅せた成長の証「今を大切に、信じていて」

今回の『新参者』恒例となったソロ楽曲コーナーでは、海邉朱莉さんが『いつかできるから今日できる』を披露。歌唱前に読み上げられた手紙には「変わりたい、成長したいと決心して、でもできない自分に挫けそうになるとき、この曲は『やるしかない』と勇気と覚悟を決めることができます」というメッセージが。深みのある歌声で壮大な楽曲を丁寧に歌い上げ、「今を大切に、信じていてください」と言い残してステージを去った。

『未来の答え』『キスの手裏剣』『いつの日にか』期別楽曲を経て、“初めて覚えた”『シンクロニシティ』へ

期別楽曲コーナーでは、3期生楽曲『未来の答え』、4期生楽曲『キスの手裏剣』、5期生楽曲『いつの日にか、あの歌を…』を披露。特に川端さんをセンターに据えた5期生楽曲では、先輩たちが大切にしてきた思いを体に染み込ませているような真摯な表現が光った。グループの歴史と伝統を受け継ぎながら、6期生らしさを加えていく姿勢が印象的だった。

続いて、瀬戸口さんが「次に披露する曲は、私たち6期生が乃木坂46に入って初めて覚えた楽曲です。私たち11人を、ずっと見ていてください」と告げ、代表曲『シンクロニシティ』へ。鈴木佑捺さんが先頭に立つ『帰り道は遠回りしたくなる』と続き、“乃木坂らしさ”を10人なりに大切に表現してみせた。

 鈴木健太(KENTA Inc.)
鈴木健太(KENTA Inc.)

「突き抜けたぞ!6期生!」響き渡る達成感

本編ラストナンバー『市営ダンスホール』の前に、森平麗心さんが「私たち6期生は大好きな乃木坂の曲を、一つひとつ大切に披露させていただいてきました。この期間は6期生で励まし合って、どんなにつらいことがあっても全員で頑張ってきた」と振り返り、「小津ちゃんの分も一緒に頑張ってきました」と休業中の小津玲奈さんへの思いも込めた。

アンコールでは、一部メンバーが2階・3階バルコニー席に登場するサプライズ演出も。瀬戸口さん&矢田さんのダブルセンターによる最新シングル『ビリヤニ』6期生バージョンの初披露では、会場がこの日一番の盛り上がりを見せた。

予定していた演目をすべてやり切ったものの、「乃木坂46コール」は鳴り止まず、再びダブルアンコールで登場した10人。矢田さんが「ダブルアンコールをもらえると思っていなくて。それだけ私たちの『新参者』公演を楽しんでもらって、もう1回観たいと思ってもらえたことがすごくうれしかったです」が感謝を伝えると、最後は瀬戸口さんの合図で「突き抜けたぞ!」「6期生!」とメンバーと観客が叫び、約1カ月にわたる『新参者』は幕を閉じた。

 鈴木健太(KENTA Inc.)
鈴木健太(KENTA Inc.)

1カ月前とは別人のような堂々たる姿で千秋楽を終えた6期生。“新参者”という肩書きを卒業し、乃木坂46を背負って立つ存在へと成長した10人の今後から目が離せない。

■セットリスト

0. Overture

1. 君の名は希望

2. 制服のマネキン

3. 走れ!Bicycle

4. おいでシャンプー

5. ぐるぐるカーテン

6. タイムリミット片想い

7. なぜ 僕たちは走るのか?

8. ハウス!

9. 狼に口笛を

10. おひとりさま天国

11. いつかでいるから今日できる

12. 未来の答え

13. キスの手裏剣

14. いつの日にか、あの歌を…

15. 設定温度

16. シンクロニシティ

17. 帰り道は遠回りしたくなる

18. ごめんねFingers crossed

19. Same numbers

20. きっかけ

21. 市営ダンスホール

アンコール

EN1. 裸足でSummer

EN2. あらかじめ語られるロマンス

EN3. ビリヤニ

EN4. 乃木坂の詩

ダブルアンコール

WEN. なぜ 僕たちは走るのか?

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