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1人分のごちそうがフライパンひとつで完成!【牛切り落とし肉】の簡単レシピ「プルコギ」「ハッシュドビーフ」

  • 2025.12.3

1人分のごちそうがフライパンひとつで完成!【牛切り落とし肉】の簡単レシピ「プルコギ」「ハッシュドビーフ」

無理せず気軽に、おいしいものを作って食べることは、人生の大きな楽しみ。それは、ひとりの食事でも、誰かと一緒の食事でも変わりません。一年を頑張った自分へのごほうびに、親しい方と過ごす楽しいひとときのために––––。この年末年始、ちょっとスペシャル感のあるごちそうで過ごしませんか? ひとり暮らしの食事作りを応援する、人気料理研究家・大庭英子さんが、フライパンひとつで完成するボリューム満点のごちそうを提案します!

大庭英子さん

料理研究家としてキャリア45年以上。
食材の持ち味を生かし、身近な調味料を使って作る、食べ飽きない家庭料理に定評がある。
近年はひとり暮らしをテーマとした料理本が大ヒット中。
頑張りすぎず、おいしいレシピと楽しい工夫を多数紹介している。

フライパンひとつで、ボリューム満点のごちそう!

メインのおかずは、切り落としの牛肉で本格的に。フライパンひとつででき、作り方は意外なほど簡単です。つけ合わせのサラダは、ちょっとボリューミーに半熟卵を加えて。野菜もたんぱく質もしっかりとれて、大満足の食卓になります。

【プルコギ】甘辛味の下味をつけて、一気にいためて!

材料(1人分)

牛切り落とし肉……100g
玉ねぎ……小½個(50g)
しめじ……60g
せり……40g
【A】
ねぎのみじん切り……大さじ1
にんにくのみじん切り……少々
しょうゆ……大さじ1
酒……大さじ½
砂糖……小さじ1
一味とうがらし……少々
ごま油……大さじ⅔

いり白ごま……少々

作り方

❶牛肉は大きければ3cm幅に切る。

❷大きめのボウルに牛肉を入れ、【A】を加えてまぜ合わせ、10分ほどおく。

❸玉ねぎは横に1cm厚さに切る。しめじは根元を少し切り、食べやすくほぐす。せりは3cm長さに切る。

❹②に玉ねぎ、しめじを加えてまぜる。

❺フライパンを熱し、④を広げるようにして入れる。途中全体をまぜながら、牛肉に火が通り、野菜がしんなりするまでいため、最後にせり、ごまを加えてまぜる。

【ハッシュドビーフ】仕上げに生クリームをプラス。まろやかな味わいに

材料(1人分)

牛切り落とし肉……100g
玉ねぎ……小½個(50g)
エリンギ……大1本(60g)
塩、こしょう……各少々
小麦粉……大さじ1
バター……大さじ1
トマトジュース……1缶(食塩無添加・190g)
ローリエ……½枚
【A】
砂糖……少々
塩……小さじ
こしょう……少々

油……大さじ½
生クリーム……大さじ2
あたたかいごはん……適量

作り方

❶牛肉は塩、こしょうを振り、まぜる。

❷玉ねぎは縦に5mm厚さに切る。エリンギは長さを半分に切り、縦半分に切り、さらに6~7mm厚さに切る。

❸フライパンに油を熱し、牛肉に小麦粉をまぶして入れ、ほぐすようにしていためる。肉の色が変わったらとり出す。

❹③のフライパンにバターをとかし、玉ねぎ、エリンギを入れていため、しんなりしたら牛肉を戻し入れる。トマトジュース、ローリエを加えて煮立ってきたら、【A】を加えてまぜ、ふたをして弱火で10分ほど煮る。

❺器にごはんと④を盛り、生クリームをかける。

Point

牛肉に小麦粉をまぶすことで、肉のうまみを閉じ込め、とろみをつけることができる。

味のベースはトマトジュースでOK。

おすすめサラダ【ブロッコリーと半熟卵のサラダ】

卵は割れないように、室温にもどしてからゆでます。

材料(1人分)

卵……2個
ブロッコリー……120g
マヨネーズ……大さじ1
フレンチドレッシング※……大さじ1

※フレンチドレッシング(作りやすい分量)
ボウルに塩小さじ1、こしょう少々、白ワインビネガー⅓カップを入れて泡立て器でまぜ、オリーブ油⅔カップを加えてよくまぜる。

作り方

❶卵は室温にもどす。小なべに熱湯を沸かし、卵1個をスプーンにのせて静かに入れ、残りも同じように入れて、7分ほどゆでる。氷水または冷水にとって、完全に冷めるまでおく。(ブロッコリーをゆでたあとの湯でゆでてもOK)

❷ブロッコリーは小房に切り分けて、大きなものは縦半分に切る。

❸塩適量(分量外)を入れた熱湯に②を入れ、30秒~1分ほどゆで、冷水にとって冷まし、サラダスピナーで水けをきる。

❹ボウルにマヨネーズ、ドレッシングを入れてまぜる(ソース)。

❺ゆで卵は殻をむいて手で食べやすく割る。

❻④にブロッコリーを入れてあえ、器に盛り、⑤の卵をのせ、残りのソースをかける。

撮影/佐山裕子(主婦の友社)
スタイリング/久保百合子

※この記事は「ゆうゆう」2026年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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