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お粥がごちそうに変わる「6つのおとも」とは?酒粕がゆで始める発酵食生活【白崎裕子さん】

  • 2025.12.3

お粥がごちそうに変わる「6つのおとも」とは?酒粕がゆで始める発酵食生活【白崎裕子さん】

腸をすっきり整えて、免疫力を底上げしてくれると話題の発酵食。その魅力を、やさしいレシピで教えてくれるのが、予約が取れない料理教室「白崎茶会」の白崎裕子さんです。最新刊『白崎茶会の発酵ごはん 体がよろこぶおかずと自家製調味料』から、「酒粕がゆ」を、6種類のおとものレシピとともにご紹介します。

寒い日にぜひ食べたい、とっても体が温まるお粥を紹介したいと思います。
お粥って、実は立派なごちそうになるってご存じでしたでしょうか。
その秘密は、お粥のおとも!

味も色もとりどり揃えれば、楽しいお膳のできあがり。
冷やご飯でも、生米でも作れます。
両方試して、舌ざわりの違いを楽しんでみて。

酒粕がゆ(冷やご飯バージョン)

材料(作りやすい分量)

冷やご飯┈茶碗2杯
酒粕┈50g
塩┈小さじ1
細切り昆布┈適量

作り方

【1】鍋に酒粕、昆布、水6カップを入れて10分ほど置く。

【2】中火にかけ、アクが出たらとる。

【3】冷やご飯を洗って入れる。

【4】弱火にし、ふつふつさせながら好みのやわらかさになるまで炊き、最後に塩を加える。

酒粕がゆ(生米バージョン)

材料(作りやすい分量)

米┈1合
酒粕┈50g
塩┈小さじ1
細切り昆布┈適量

作り方

【1】鍋に洗った米と昆布を入れ、水を6〜7カップ加えて中火にかける。沸騰したらアクをとって弱火にし、15分加熱する。酒粕をちぎって加え、5分ほど加熱して火を止める。

【2】蓋をして15分以上蒸らす。食べるときに軽く混ぜて酒粕を溶き、弱火にかけて温める。塩を加えて味を調える。

おとも6種

きのこの塩麹炒め

材料(作りやすい分量)

好みのきのこ(しいたけ、えのきたけ、しめじなど)┈150g
ごま油┈大さじ1と1/2
塩麹┈大さじ1と1/2

作り方

【1】きのこを食べやすく切る。

【2】フライパンにごま油、きのこを入れて中火で炒める。小さくなるまで炒めたら、塩麹を加えて水分がなくなるまでさらに炒める。

油揚げの甘酒炊き

材料(作りやすい分量)

油揚げ┈2枚
甘酒(濃縮タイプ)・みりん・酒・しょうゆ┈各大さじ1

作り方

【1】油揚げは熱湯を回しかけ、水気を切って1cm角に切る。鍋に入れ、甘酒・みりん・酒、水1/4カップを加えて中火にかける。

【2】沸騰したら蓋をして弱火にし、10分ほど加熱する。蓋をとり、しょうゆを加え、水分が飛ぶまで加熱する。

青菜の塩麹もみ

材料(作りやすい分量)

青菜(かぶや大根の葉、小松菜など)┈適量
塩麹┈葉の重さの10%

作り方

【1】青菜を細かく刻み、塩麹を混ぜる。

【2】しんなりして水分が出るまで15分置く。軽く絞って水気を切る。

塩ゆで小豆

材料(作りやすい分量)

小豆┈1/3カップ
熱湯┈3カップ
塩┈ふたつまみ

【1】鍋にたっぷりの熱湯を沸かし、小豆を加えて火を止め、蓋をして30分ほど置く。

【2】湯を捨てて、分量の熱湯を加え、弱火で小豆が好みのかたさになるまでゆでる。湯を切り、塩を振ってなじませ、冷ましておく。
*好みで甘酒大さじ1~2をまぶしておいてもよい。

焼きぎんなん

作り方

フライパンに殻つきのぎんなん適量を入れ、ごく弱火にかける。ときどきゆすってぎんなんを返しながら、全体にうっすら焼き色がつくまで炒いる。殻割りで殻を割るか、ぎんなんを紙袋に入れて麺棒などでたたき、実をとり出す。

クコの実

作り方

適量のクコの実を水でさっと洗っておく。
*表面に残った水分で、食べるころにはちょうどよくもどる。

撮影/青木和義

※この記事は『白崎茶会の発酵ごはん 体がよろこぶおかずと自家製調味料』白崎裕子著(マガジンハウス刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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