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隣の客「私って、人混みとか苦手じゃないですかぁ?」えっ、だから何? 新幹線で『耳を疑う要求』が!

  • 2025.12.6

どんなところにも変わった人はいるようです。
筆者の友人A子さんは、新幹線でまさかすぎる人に遭遇してしまったようで……。

画像: 隣の客「私って、人混みとか苦手じゃないですかぁ?」えっ、だから何? 新幹線で『耳を疑う要求』が!

新幹線で帰省します

一人暮らしのA子さんは、実家へ帰る為に新幹線を予約することにしました。
窓際の席が良かったので、希望通りの席を確保して一安心。

そうして当日、何も問題はなく新幹線に乗り込んだのですが……。

こちらをジッと見つめる女性。何か用なの??

次の駅で、隣に中年女性が乗り込んできたのです。
横に人が座ることももちろんあるので、A子さんは何も気にしていませんでした。
しかし、なぜかその女性はA子さんのほうをじっと見つめてくるのです。

最初は無視していたのですが、何度もため息をついてはA子さんを見てくるので、

「なんですか?」

とA子さんが言うと、中年女性はパッと明るい顔でこう言いました。

いやいや、そんなこと知りませんけど……

「私って、人混みとか苦手じゃないですかぁ!?」
「だから通路側だと気分悪くなるんですよねぇ……」

そう言いながら、大きなため息をついたのです。
A子さんが「そうですか」と言うと、中年女性は笑いながら、

「いやいや、今の言葉で意味分かりません!?」
「席替わってってことなんですけどぉ!」

と、まるで分かっていないA子さんを馬鹿にしたように、笑いながら言ってきたのです。

ハッキリと断ると、女性はまさかの……

「それなら窓際の席を予約すればよかったのでは」

少し頭に来たA子さんは、そう冷たく言いましたが、

「私が予約したんじゃないんで。分かるわけないでしょ?」

と、謎の逆切れをする女性に、思わず呆れてしまいました。
その後もしつこく「私は可哀想なんだ」と言われ続けたA子さん。
段々と腹が立ってきたので、

「私はここを予約しているので、席は替わりません。他をあたってください」

そうハッキリ言うと、女性はムッとした顔をして、小声でずっと文句を言い続けてきました。
しかもため息交じりで、かなり嫌味っぽく言い続けてくるのです。
A子さんは「もう放っとこう」と思い、イヤホンをつけることにしました。

A子さんのその行動が、さらに中年女性を刺激してしまったのかもしれません。

え、怖いんですけど。自己中すぎてドン引きだわ

A子さんがイヤホンをつけた途端、中年女性は顔を真っ赤にして、突然A子さんのテーブルを殴って来たのです。
ビックリしていると、すぐに中年女性は捨て台詞を吐いて、どこかへ行ってしまいました。

次に何かされたら駅員さんを呼ぼうと思っていましたが、結局それから3時間近く、女性は戻ってくることはありませんでした。
そうしてA子さんは、無事降りる駅へ到着出来たのですが……。

非常に自己中な人に遭遇してしまったせいで、駅に着いただけでドッと疲れてしまったのでした。

【体験者:30代・女性OL、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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