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予約の取れない料理教室で人気の【発酵ごはん】とは?秋冬の腸活にぴったりの「酒粕で仕上げる」豆腐カレー

  • 2025.12.2

予約の取れない料理教室で人気の【発酵ごはん】とは?秋冬の腸活にぴったりの「酒粕で仕上げる」豆腐カレー

腸をすっきり整えて、免疫力を底上げしてくれると話題の発酵食。その魅力を、やさしいレシピで教えてくれるのが、予約が取れない料理教室「白崎茶会」の白崎裕子さんです。最新刊『白崎茶会の発酵ごはん 体がよろこぶおかずと自家製調味料』から、「豆腐の酒粕カレー」をご紹介。つけあわせにおすすめの「かぶの甘酢漬け」と「ピーマンのしっとり酒炒め」も!

「発酵ごはん」は、発酵食材の力を生かした簡単料理!

「発酵のおもしろさは、自分の技術とは関係ないところでおいしくなってくれるところ。奇跡のような味わいに出会えることがいちばんの魅力です」

料理教室で発酵の魅力を伝えはじめてから約20年。その世界を探究し続けてきた白崎さんが提案するのは、醤油、みそ、みりん、塩麹など身近な発酵食材の力を生かした、あっけないほど簡単な料理です。砂糖をみりんに置き換えたり、小麦粉を酒粕で代用したり、手軽に作れる工夫を随所にちりばめた「発酵ごはん」。

発酵の力でおいしくて体にやさしいレシピから、「豆腐の酒粕カレー」をご紹介します。

酒粕はカレーと好相性!

よく炒めてアルコール分を飛ばした酒粕とスパイスが合わさると、クセがなくなります。
とろみと旨みもつくので、小麦粉やルウを使わずにおいしいカレーに。
煮込んだ豆腐と合いますが、牡蠣やタラでもおいしいです。
ぷちぷちと食感がよく、味わい深い麦ご飯がおすすめです。豆腐によく合いますよ。

豆腐の酒粕カレー

材料(2人分)

玉ねぎ┈1/2個
にんにく┈ 1かけ
しいたけ┈ 2枚
酒粕┈ 50g
カレーパウダー ┈ 大さじ1強
A 甘酒(濃縮タイプ)┈大さじ2
A しょうゆ┈大さじ2
A 好みのだし┈250ml
もめん豆腐┈1丁(300g)

作り方

【1】玉ねぎ、にんにく、しいたけはみじん切りにする。鍋に植物油大さじ2(分量外)、玉ねぎ、にんにくを入れて、中火で少し焦げ目がつくまで炒める。

【2】しいたけを加えて炒め、カレーパウダーも加えてさっと炒める。

【3】酒粕を加えて、塊がなくなるまで炒める。

【4】Aを加えて、のばす。ふつふつとしてくるまで加熱する。

【5】豆腐をひと口大にカットして加え、中火で20~25分ほど、焦げないようにときどき鍋底を混ぜながら煮込む。とろみがついて豆腐が固くなったら、味をみて塩(分量外)で調える。

かぶの甘酒酢漬け

材料(2人分)

かぶ┈2個(皮をむいて200g)
塩┈小さじ1弱
甘酒(濃縮タイプ) ┈大さじ2と1/2
酢┈小さじ2

作り方

【1】かぶは3mm幅くらいにスライスし、塩をまぶす。ラップをかけて密着させ(写真下)、しばらく置く。

【2】出た水分をよく切り、甘酒と酢を加えてなじませる。

ピーマンのしっとり酒炒め

材料(2人分)

ピーマン┈ 2 個
カラーピーマン ┈1個
オリーブオイル ┈小さじ1
酒┈小さじ2
塩┈適量

作り方

ピーマンは細切りにしてオリーブオイルでさっと炒める。酒を加えて少し火を強め、色鮮やかになり酒が飛ぶまで1分ほど炒めて火を止める。塩を振る。

撮影/青木和義

※この記事は『白崎茶会の発酵ごはん 体がよろこぶおかずと自家製調味料』白崎裕子著(マガジンハウス刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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