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子連れ様が窓際の席を巡ってトラブルを起こすも…育児に必死な気持ちは伝わってきた話

  • 2025.12.1

子育ては生半可な気持ちではできないですよね。仕事と家事のバランスを取りながら、日々育児を頑張っているママもいるでしょう。そんなときに社員旅行という名の家族旅行に招待されたら、いい気分転換になるかもしれませんね。今回は子連れ様が窓際の席を巡ってトラブルを起こしたけれど、育児に必死な気持ちは伝わってきた話をご紹介いたします。

主人公の橘愛美は、1歳6か月の娘・百合と夫・大地の3人家族です。ファミレスをチェーン展開している会社で商品企画の仕事をしている愛美は、育児のため時短勤務で働いています。この日百合を連れて小児科に行った愛美は、雨が降りそうだったためバスに乗りますが、ぶつかってきたおじいさんに暴言を吐かれてしまいました。
平日で空いている時間にもかかわらず、「この邪魔なベビーカーを畳むのが常識だ!」と怒られ、唖然とします。その後も散々怒鳴り散らされた上、周囲から「これだから子連れ様はイヤなのよ」と冷ややかな目で見られた愛美はバスを降り、雨の中泣きながらベビーカーを押したのでした。
帰宅し、大地と夕飯を食べる愛美。建築会社で現場監督をしている大地は帰りが遅く、実質愛美のワンオペになっていることを謝罪します。本当はフルタイムに戻りたい愛美ですが、大地に言えず悩んでいました。
バスでの出来事を話したところ、自分のこと以上に怒ってくれた大地。そんな大地から、会長夫人の計らいで提案された社員旅行の話が出ます。社員旅行といっても行き先とホテル以外は自由で、実質家族旅行ができると知った愛美はワクワクが止まりません。
しかし謝罪するどころか子どもを盾に自分勝手な持論を繰り広げ、「これだから独身女はダメなのよ!」「子どもに席ひとつ譲れないなんて人として終わってる」と暴言を吐きます。壮太も寝たふりをしており、居ても立ってもいられなくなった愛美が注意しますが、部外者は出てくるなと怒鳴られます。
そこにとあるマダムが現れ、窓際の席がいいなら予約をするべきだったと注意します。愛美が「窓際の席は予約しているけれど、ご主人が座ってしまったようだ」と説明すると、壮太を怒らせたくない京香は渋々引き下がったのでした。

貴族のようなマダムに感動した大地

育児に必死な気持ちは伝わってきた愛美

品があって貴族のようなマダムに感動したと同時に、子連れ様な京香に驚いた大地なのでした。しかしメチャクチャではあったものの、子どもを思う気持ちは伝わってきた愛美。もとはといえば壮太が窓際の席を譲っていたら、こんなトラブルにはなっていなかったのにと思ってしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

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