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掃除機えらびのコツを、蔦屋家電コンシェルジュに聞いてきた!

  • 2016.6.6
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子どもが生まれると食べこぼしの掃除であったり、部屋のほこりが気になったり、掃除について意識する機会が増えますよね。

(c) Konstantin Yuganov - Fotolia.com

使いたい時にすぐ掃除ができる「ハンディ掃除機」や「スティック掃除機」の購入を、セカンドクリーナーとして検討しているママも多いはず。

そこで、今回はデザインと機能性の高い家電がそろう、二子玉川 蔦屋家電の住コンシェルジュ・久保雄一さんに掃除機を選ぶ際のポイントを教えてもらいました。

二子玉川 蔦屋家電 住コンシェルジュ・久保雄一さん

■購入するなら、ハンディ+スティックの2WAYがおすすめ

まず悩むのが、掃除機のタイプ。

¥10,000以下のお手頃な「ハンディタイプ」のほかに、スティック掃除機としてもハンディ掃除機としても活用できる「2WAYタイプ」がありますが、セカンドクリーナーとしてはどちらが便利なのでしょうか。

「おすすめは2WAYタイプです。というのも、ハンディ掃除機としてしか使えないモデルは、軽量・小型なので机の上の食べこぼしや棚のほこり取りなどには便利ですが、床のゴミを掃除する場合は中腰で動かなくてはいけなくなるため、不向きです。

一方、2WAYタイプはローリングモップのような感覚で床や階段の掃除ができ、机の上などもサッとキレイにできます。

基本が「スティック掃除機」なので、吸引力が高くてバッテリーも長持ちのものが多いです。幅広いシーンに使いたい人は、2WAYタイプを購入したほうが満足できるでしょう」(久保さん)

■一番使うシーンにあった機能で選ぶ

2WAYタイプの掃除機にもいろいろなメーカーと機種がありますが、どんなポイントに注目するとよいのでしょうか?

「小さい子がいるから静かなほうがいい、隙間などのせまい場所の掃除に使いたい、など自分がどんなシーンで一番使いたいかを決めておくと選びやすくなります」(久保さん)

■入門機にはアタッチメントが豊富なモデル

「棚やクルマの中など、せまい場所の掃除にも活用したい人は、同梱アタッチメントが豊富なモデルがよいですね。

アタッチメントは後から購入しようとすると、割高になってしまうことが多いので、最初からセットになっているモデルを選ぶとお得です。

エレクトロラックス『エルゴラピード・リチウム ZB3114AK』

たとえば、エレクトロラックスの『エルゴラピード・リチウム ZB3114AK』は、ミニブラシや隙間ノズルなど6種類のアタッチメントを同梱しています。

価格もそこまで高くないため、コスパのよさが魅力。2WAYを初めて購入する人にぴったりです」(久保さん)

■キレイな排気で小さい子どもがいても安心

「小さい子どもがいるから、排気や衛生面に気をくばりたいという人は、ダストカップを水で丸洗いできるモデルや、フィルターをしっかり搭載したモデルを選びましょう。

左)パナソニック『MC-BU100J』※2016年6月下旬には新モデルも登場! 右)エレクトロラックス『エルゴラピード・リチウム ZB3114AK』

パナソニックの『MC-BU100J』はダストカップとフィルター水洗いできるのが特徴。ダストカップは着脱もかんたんで、手入れのしやすさで選びたい人にもおすすめです。

また、ダイソンの『Dyson V8』『Dyson V6』のように高性能なフィルターを搭載し、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上捕らえることで、部屋の空気よりもキレイな排気を実現したモデルもあります」(久保さん)

■夜に掃除することが多いなら、静かさ重視の一台を!

「運転音が小さいと、お子さんのお昼寝中に掃除をすることもかんたんです。

プラスマイナスゼロ『XJC-A020』

プラスマイナスゼロの『XJC-A020』は、他社と比べると最大運転でも静か。さらに、コードレス掃除機に多いモーターの甲高い音がしない点も魅力です。重量が1kg程度なので、お子さんを抱っこしながら使いたいなど、軽さを重視したい人にも向いています」(久保さん)

■より、サッと済ませたいなら「吸引力」で選択

「お子さんがある程度大きくなったり、一戸建ての広いおうちに住んでいたりと、静音性や排気のきれいさを気にしなくてもよく、1秒でも早くサッと掃除を済ませたいという人は、パワフルな吸引力に特化したモデルを選ぶといいでしょう。

『パワフル』といえばダイソンはもちろんですが、最近はマキタの『充電式クリーナー CL181FDRFW』も人気が高く、注目されています。マキタの掃除機はもともとはビル掃除などに活用されている業務用モデルで、18Vのハイパワーなリチウムイオンバッテリーを搭載しているからパワフルなんですよ」(久保さん)

■ふとん掃除には、専用のハンディが便利

最近は、ハウスダスト対策でふとんに掃除機をかける人も増えています。でも、床を掃除した掃除機をふとんに使うのは抵抗が…そんな時はどうすればよいのでしょう?

「ふとん掃除用のアタッチメントがあるモデルを購入して、ふとん掃除のときには必ずヘッドを付け替えるようにするという手があります。また、予算に余裕があれば思い切ってふとん掃除の専用機を購入するのもおすすめです。

ハウスダストを取り除くには、ダイソンのようなハイパワーの吸引力が欠かせません。ダイソンはフトンツールを含むアタッチメントが豊富な2WAYモデルもあれば、布団クリーナーとして開発されたハンディ掃除機の『Dyson V6 Mattress+』もあります。どちらも吸引力の性能はほぼ同じです」(久保さん)

ちなみに、ダイソンのような高価格帯のモデルはなかなか手が出せないのが悩みどころですが、新モデルが発売になるタイミングは、それまでのモデルの価格が下がるチャンス。最新にこだわらないのであれば、こうした型落ちモデルを狙うのもありとのこと。

理想の一台を購入するためには、店頭で実際に手に持ってみて、重さや運転音、使い勝手がどうかを体験しておくことも大切。

今回のポイントを参考に、どんなシーンで使いたいかを決めていくと、相談や選択がしやすくなります。ぜひ、長く愛用できる一台を選んでください!

二子玉川 蔦屋家電

「ライフスタイルを買う家電店」をテーマに、BOOK&Cafeの空間の中で、家電だけではなく、インテリアや書籍なども販売し、さまざまなライフスタイルを提案する。

売り場は食、住、美容といったジャンルに分かれており、各売り場には、それぞれのジャンルの専門知識が豊富な「コンシェルジュ」と呼ばれるスタッフが在籍。「私の生活に合うのはどの商品?」などの疑問に、親身にアドバイスをしてくれます。

東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

Tel.03-5491-8550

(斎木香奈美)

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