頼りにならない上司とは？働く500人が感じた“困る上司”の特徴ランキング

株式会社ビズヒッツが、仕事をしている男女500人を対象に「頼りになる上司・頼りにならない上司」に関する意識調査を実施しました。結果をランキング形式でお届けします。

10位 言動が威圧的

・「辞めさせる」と脅す人（20代 女性）
・モラハラやパワハラをする（30代 女性）

威圧的な態度は部下を萎縮させ、相談や報告を妨げる。結果としてトラブルが悪化しやすいです。

9位 困っても助けてくれない

・トラブルや緊急時に相談しても、どこか他人事な上司（30代 女性）
・上層部に弱く、部下を守れない（40代 男性）

部下は「この上司に頼る意味がない」と感じ、職場の安心感が失われます。

8位 仕事を丸投げする

・「これやっといて」のように、部下の都合も気にせず仕事を押し付ける（30代 男性）
・担当者に任せっきりで自分は動かない（40代 女性）

丸投げは「責任放棄」と受け取られ、信頼を大きく損ないます。

7位 仕事の能力が低い

・物事についてきちんと考えられていなくて、順序よく行動できない人（20代 男性）
・言うことが間違いだらけでどうにもならない（50代以上 男性）

能力不足は指示の質や意思決定に影響し、部下の負担増につながります。

6位 人によって態度を変える

・気分や人によって態度が変わり、特定の人だけをひいきする（30代 女性）
・お気に入りの部下にだけ情報共有する（50代以上 女性）

不公平感が強く、チーム内の信頼を崩壊させる要因に。

5位 指示がわかりにくい

・指示があいまいで、指示内容を再確認する必要がある（40代 女性）
・部下への指示があやふやで、よく理解できない（50代以上 男性）

不明確な指示はやり直しやトラブルの元になり、部下のストレスにつながるおそれも。

4位 話を聞いてくれない

・部下の意見に耳を傾けない。一方的に考えを押し付ける（30代 男性）
・ミスした部下を頭ごなしに怒るだけで、聞き取りをしない（50代以上 女性）

意見が通らない環境は報告や相談を滞らせ、組織の機能不全を招きます。

3位 責任逃れをする

・人のミスはすぐ指摘するのに、自分のミスは誰かのせいにしようとする（30代 女性）
・いざというとき部下に任せ、自分は知らんぷり（40代 女性）

部下を守らず責任を押し付ける姿勢は、信頼を根本から損ないます。

2位 言うことがすぐ変わる

・仕事のやり方がコロコロ変わるため、わかりにくい（30代 女性）
・昨日の指示と今日の指示が真逆だと、部下は混乱する（40代 女性）

頻繁な方針変更により、部下は努力が無駄になりやすく、信頼も崩れていきます。

では、第1位は？

1位 感情的に振る舞う

・気分や忙しさで機嫌が変わり、話しにくい雰囲気の人（20代 女性）
・気分屋で怒りっぽい上司（40代 男性）

感情に左右される上司は、部下を常に不安定な環境に置き、もっとも「頼りにならない」と評価されました。

「働いてるだけなのに、なんでこんなにしんどい？」心を病みやすい職場の特徴とは

【調査概要】
調査対象：お仕事をしている人
調査期間：2025年8月16日～17日
調査機関：自社調査
調査方法：インターネットによる任意回答
有効回答数：500人（女性332人／男性168人）
回答者の年代：20代 26.2％／30代 36.4％／40代 24.8％／50代以上 12.6％
調査引用：Biz Hits採用特化Web広告運用代行サービス

＜Edit：編集部＞