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79歳・中尾ミエさんの入浴スタイルが可愛すぎる!「タオルだけじゃ色気がないから」とまかさの…!

  • 2025.12.1

79歳・中尾ミエさんの入浴スタイルが可愛すぎる!「タオルだけじゃ色気がないから」とまかさの…!

テレビ番組の仕事で全国各地の温泉を訪ねているミエさん。ただ温泉に入るだけではつまらないと、撮影の際に着用する「湯浴みウエア」を作ることにしました。古タオルを活用し、おしゃれなサロペット風にリメイク。これがミエさんの湯浴みファッションです!

タオルじゃ色気がない……。そこで「湯浴みウエア」に

私が金曜日コメンテーターとして出演しているテレビ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、2年ほど前に「中尾ミエの入湯!」というコーナーが始まりました。ゲストと一緒に日本各地の温泉を訪ね、お風呂の中でトークをするという企画です。
テレビの撮影ですから、初めのうちはタオルを巻いて温泉に入っていました。でも、はだけないように気にかけなきゃいけないし、お湯の中では動きにくいし……。
それに、タオルを巻いただけではいかにも色気がないし、おしゃれじゃないし、毎回同じで面白くない。番組を見ている方だって、私がただ温泉に入っているだけじゃつまらないじゃない?
そこで思いついたのが、温泉に入るときに着る「湯浴みウエア」。お風呂上がりに着るものじゃなくて、湯浴み中に着る服をハンドメイドで作ることにしました。

使うのは、もう捨てる直前の使い古したバスタオル。そう、この湯浴みウエアは古タオルを活用したリメイクなんです!
新しいタオルだとゴワゴワしちゃうから、逆に使い古しのほうが着やすいの。しかもバスタオルは大きいから、傷んでいるといっても全体ではなく、まだまだ使える部分がたくさんあります。
捨てようと思っていたタオルだからシミがついていたりもするけれど、お出かけ着じゃなし、それもご愛嬌です。

捨てるはずのタオルが 可愛く生まれ変わった!

長さを測って、はさみで切って、縫い合わせて、胸元とウエストにゴムを入れれば、サロペット風の湯浴みウエアの完成!
今ではこのとおり、何着か出来上がりました。ロング丈のもの、ミニ丈のもの、シンプルなものからカラフルなものまで、バリエーションも豊富です。
さらに、余ったタオル地でおそろいのヘアバンドも作りました。湯浴みウエアとコーディネートすると可愛いでしょう?

最後の最後までムダなく使い切れて、私も満足しています。
実際にこれを着て温泉に入ってみると、タオルを巻くのとは大違い。立ったり座ったりもしやすく、自由に動けます。何よりファッションとして取り入れることで気分も上がり、仕事へのモチベーションもアップしました。

毎回テレビで披露するようになったら、見てくださった方から「可愛い!」との反響がありました。混浴の温泉に行って、仕方なくタオルを巻いて入浴している人たちからは「私もそういうものが欲しいわ」なんていう声もちらほら届いています。
大判のバスタオルって家にいっぱいあるでしょう?もし湯浴みウエアが欲しいと思うなら、皆さんもぜひ作ってみてください。

何事も知恵を絞って、工夫して、楽しむことが大事よね。捨てるはずのバスタオルが、こんなふうに生まれ変わるんですから。
捨てられるはずが拾われて、雑巾にされず、湯浴みウエアとして復活するなんて、きっとタオルも喜んでいることでしょう。

PROFILE
なかお・みえ●1946年、福岡県生まれ。62年「可愛いベイビー」でデビュー。歌手だけでなく俳優としても映画や舞台などに多数出演し、バラエティ番組でも幅広く活躍。著書に『60代から女は好き勝手くらいがちょうどいい』(和田秀樹さんとの共著/宝島社)など。

撮影/玉置順子(t.cube) スタイリング/松田綾子(オフィス・ドゥーエ) ヘア&メイク/杉村 修 取材・文/本木頼子

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