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今できることをやろう! 休日、過ぎていく時間に焦らなくてもいい理由

  • 2025.12.1
夢にも目標にも言えること (C)Jam、名越康文/スターツ出版
夢にも目標にも言えること (C)Jam、名越康文/スターツ出版

「休みたくても休めない」…そう思っている人、多いかもしれません。

シリーズ累計40万部突破の『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の著者・Jamさんも、ワーカホリックで休み下手だったそう。

そんなJamさんが、「人生が物語なら、続きがあるほうがいいに決まっている」として、自身を休ませるために考えた方法や気持ちの切り替え方、アイディアなどをご紹介。

心を軽やかに&ラクにする休み方のヒントを、精神科医である名越康文さんの監修のもとお送りします。

※本記事はJam(著)、名越康文(監修)の書籍『ニャンだかラクになる休み方』から一部抜粋・編集しました。

休日は何かしなきゃと焦ってしまう

休日は何かしなきゃと焦ってしまう (C)Jam、名越康文/スターツ出版
休日は何かしなきゃと焦ってしまう (C)Jam、名越康文/スターツ出版

■「何か」は恋と同じで突然始まることが多い

「何かを始めなくちゃいけない」。よくそんな言葉を耳にしますが、私は「何か」が「何か?」をわかってないときは、焦らずに構えていたほうがいいと思います。「何かを始めなくちゃ」の「何か」は、「恋」みたいなものだからです。

恋するとき、「今から恋をしなくちゃ」って始まることは少ないと思います。突然、落ちるんです。そして落ちてしまったら、できることは、その恋を成就するための努力くらいです。例えば、私は作家を生業にしてますが、別に「作家になるために描かなきゃ」と思って始めたわけではありません。「描くのが好きだから作家になりたい」という順序が正解です。

正直なところ「始めなければ」と考え込むほどの「義務感」を感じるためには、「よほどの理由」が必要なんです。でも、その「何か」さえわからないと、何に対しての義務?という感じで、頑張る理由もなしにモチベーションは上がらないし、空回りして疲れるだけなんです。それよりは「何か」という恋に落ちたときのために、自分を磨いたり知見を広めたりして、気力体力を温存したほうが、いざ「落ちた」ときに動きやすいと思います。

「何か」が始まれば、今までできていた他のことに手が回らなくなることもあります。「何かを始めなくちゃ」と思ったときは「何かが始まる前に」と思って、今できることをやるのがオススメです。

著=Jam、監修=名越康文/『ニャンだかラクになる休み方』

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