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「慮る」はなんて読む?語源は「2つの動作」!→正解は…【漢字クイズ】

  • 2026.1.23

日本語の中には、2つ以上の語が結びつくことによってできた動詞があります。
例えば、「言う」と「忘れる」が結びついた「言い忘れる」、「食べる」と「終わる」が結びついた「食べ終わる」などです。
そして、このような動詞のことを複合動詞と言います。

今回は、とある複合動詞が語源となっている「慮る」という言葉をご紹介します。
みなさんはこの漢字を正しく読むことができますか?

問題:「慮る」はなんと読む?

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正解は…


「慮る(おもんぱかる)」です。
「あれこれ思いをめぐらす」や「考慮する」といった意味を持ちます。

語源は「思ひ量る」

この言葉は、「思い」と「量る」が結びついた「思ひ量る」という複合動詞が語源となっています。
現代語として用いられることはほとんどなく、古語として扱われます。

そして、「おもいはかる」と読まれていたものが、時代と共に音便化したことで「おもんぱかる」となり、後に「慮」という漢字があてられたと言われています。

「慮」を含む熟語

「慮」は人の思考や気持ちを表す漢字です。
「慮」を用いた熟語は非常に多く、ビジネスシーンなどでもよく目にするものばかりです。
例えば…

  • 苦慮(くりょ):苦心してあれこれと考えること
  • 憂慮(ゆうりょ):悪い結果になるのではないかと心配すること
  • 遠慮(えんりょ):人に気を使って、ことばや行動を控えめにすること

などのように表現します。
この機会にぜひ覚えておきましょう!



参考文献: 大辞林、明鏡国語辞典、全訳古語辞典



文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。
とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!