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「30代前半までじゃないとイヤ」婚活で“理想”を追う中年男性→成立しないお見合い…見かねたカウンセラーが“放った一言”とは【婚活のプロは見た】

  • 2025.12.4
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

こんにちは。婚活カウンセラーのりぃです。

実は、婚活をしている人の中には“お相手から選ばれる可能性を考慮できていない”方が男女問わず多くいます。

今日は、その中でも特に「自分の現在地」と「理想」のすり合わせに苦労され、最終的に大きな気づきを得られた男性会員さんのエピソードをご紹介します。

これは特定の年代の方に限った話ではなく、婚活をする多くの方が直面しうる『理想の自分』と『相手から見られる自分』のギャップの一例です。

彼は中高年、年収300万円台。ご本人も「自分はモテるタイプではないので」と前置きしつつも、非常に前向きで、「早く素敵な人と結婚したいんです!」と目を輝かせていました。

ここまではよくある光景です。この男性が苦労したポイント、それは“お相手選び”でした。

申し込み履歴で分かった、彼の「理想の相手」

活動が始まって間もなく、私は彼の申し込み履歴を見て頭を悩ませていました。

申し込んでいる女性が──全員、20代。有名企業勤務や高学歴の女性も多く、ご自身の年齢や経済状況を考えると、少し挑戦的ともいえるお相手選びをされていました。

「子どもも欲しいので、女性は30代前半までじゃないと嫌なんです。できれば20代の人がいいです。」

このご希望と、彼の現在の状況、そして婚活市場全体のデータを照らし合わせた時、カウンセラーとしては、お見合いの成立が非常に難しい道のりになることを予感しました。

予感の通り、お見合いは一件も成立しないまま、時間ばかりが過ぎていきました。こちらが紹介した“年齢が近くて気立てのいい女性”もすべてNG。

理由はこうです。

「年齢が無理です」
「見た目が好みじゃありません」

その姿は、私には理想の“恋愛”を追い求めているように見え、婚活のフィールドで戦っているという実感がまだ薄いように感じられました。

希望する年齢差は約30歳ほど。同世代のライバルは、経済的にも体力的にも有利な立場にいることが多く、これまでの多くの事例から、この状況でお見合いを成立させるのは、非常に難しい道のりになることを予感しました。

「自分が相手だったら、自分を選びますか?」

様々な角度からお話ししても、なかなかご本人の納得には至りませんでした。そこで私は、彼自身に視野を広げていただくため、少し視点を変えた問いかけをしました。

「少し想像してみてほしいのですが、もしあなたが希望されている20代の女性の立場だったとしたら、ご自身のプロフィールを見て、会ってみたいと感じると思いますか?」

これは彼を責めるためではなく、婚活が「選ぶ」だけでなく「選ばれる」という視点も重要であることに、彼自身の力で気づいていただくためのアプローチでした。

彼は少し沈黙した後に、

「……いや、選ばないですよね。でも夢は見たいんです。」

婚活では、 “自分の理想の相手を選ぶ権利”は誰にでもあります。でもそれと同時に、“選ばれるだけの魅力を磨く努力”も欠かすことができないのです。

聞く耳を持たない時は、無理に変えさせない

この段階の彼はまだ完全には腹落ちしていませんでした。そんな時に無理に説得しても逆効果です。

そして、結婚相手となると誰だって自分の理想を追い求めてしまう、その気持ちも十分に理解できました。

そこで私は、こう提案しました。「月に10人申し込むなら、8人はあなたの好きな方へ申し込んで大丈夫です。ただし残り2人は、私が紹介する女性に申し込んでください。」

本人の理想を否定しすぎず、 少しずつ“視野を広げてもらう”方法をとることにしました。

そして──カウンセラー紹介の女性と意気投合

彼は渋々でしたが、約束を守ってくれました。

そして、カウンセラー紹介の女性とお見合いをしたその日。彼から信じられないほど明るい声で電話がありました。

「すごく話しやすくてすごく楽しかったです!ぜひ交際に進みたいです!」

その後の交際は驚くほど順調で、なんと3ヶ月で成婚退会。ご両親への挨拶もスムーズに終わり、最後は幸せそうな笑顔で退会されました。

彼はこう言いました。「あの時会ってみてよかったです。本当にありがとうございました!」

その言葉は今でも心に残っています。

理想だけでなく視野を広げることが、良い出会いへの第一歩です

婚活でうまくいかないケースの中には、“選ぶばかりで選ばれる準備ができていない”という共通点が見られることがあります。 でも、誰かと会ってみることで人生が動き出すことがあります。どれだけ婚活をしていても会わなければ、何も始まりません。

「理想の相手に申し込み続ける」のも悪くありません。 ただ、視野を少し広げてみるだけで、世界が驚くほど変わることがあります。

だからこそ婚活は、“自分の理想”も大切にしつつ、出会いの中で“新しい可能性”を探りながら進んでほしいです。

もし上手くいかないときは、カウンセラーのアドバイスを少しだけでいいので受け入れてみてください。その一歩が、あなたの未来を変えることになるかもしれません。


※この記事は、個人の体験談を基に、プライバシーに配慮して一部内容を編集したものです

ライター:りぃ
5年間、婚活パーティーや結婚相談所などで婚活をされている方のサポートをさせていただいていました。相手が求めている情報を正しく分かりやすく伝える経験を積み、今では自分の言葉で読者の方に分かりやすく伝える文章を執筆しています。リアルなエピソードや、成功・失敗に共通するポイントをお届けします。