『明石家サンタ』放送中止に絶望した【大ファンの芸人】とは？さんまに「なぜないんですか？」

年末の風物詩として長年親しまれてきたフジテレビ系『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』が、2025年は突然の放送見送りとなりました。その知らせを受け、本人以上に動揺していた人物がいたことを、明石家さんまさんがラジオで明かしています。

単なる番組終了の話ではなく、人生のリズムにまで影響を与えていたというエピソードに、共演者も思わず耳を傾けました。さんまさんに楽屋で直談判するほど強い思いを見せたこの人物とは誰なのでしょうか？クイズ形式でご紹介します！

「なぜないんですか？」と詰め寄った存在

明石家さんまさんは深夜ラジオで、『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』が今年は放送されない理由について語りました。

「フジテレビさんの諸事情」で実施できなかったと説明しつつ、「来年どうなるかもわからない状態」と、先行きが不透明であることも率直に明かします。

そんな中、放送見送りのニュースを聞き、真っ先に反応した人物がいました。その人物は楽屋を訪れ、「なぜないんですか？」と率直な疑問をぶつけたといいます。しかも「私、始まってからずっと（見てる）」と語るほどの熱心な視聴者でした。

さらに驚くべきことに、その人物は毎年この番組の放送に合わせてスケジュールを組み、欠かさず視聴していたそうです。今年についても「私は今年どうしたらいいんですか？」と本気で困惑していた様子だったと、さんまさんは笑い交じりに振り返りました。

このやり取りからも、番組が単なる仕事ではなく、年末の大切な行事として深く根付いていたことが伝わってきます。はたして、この人物は誰なのでしょうか？

ヒント……

答えは……いとうあさこさんです！

このエピソードは、2025年11月29日深夜に放送されたMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で語られた内容です。

さんまさんは、放送見送りがニュースになったことで想像以上の反響があったと明かしました。中でも印象的だったのが、いとうあさこさんとの楽屋での会話です。

「なぜないんですか？」と真顔で聞かれたことに驚いたさんまさんは、「向上委員会があるから」と代替番組の存在を伝えたといいます。すると、いとうあさこさんは「ああ、よかった」と心から安堵した様子を見せたそうです。

さんまさんは「そういう歴史のある番組なんで」と語り、長年続いてきた特番の重みを改めて実感した様子でした。いとうあさこさん以外にも、業界内外から「悲しい」「なんでやらないんですか？」と惜しむ声が相次ぎ、「夢にも思っていなかった」と率直な驚きを口にしています。

さらに、放送を見送った背景については、不幸話を扱う番組内容と、現在の世の中の空気とのギャップにも触れました。「（フジテレビが他人の不幸話を扱うと）見る方が『え？え！？』ってなるんじゃないか」と説明し、実施すれば批判を受けかねない状況だったといいます。

村上ショージさんが「よその局に持って行くって言ったって」と笑いを交えると、さんまさんが「どこがええねん、今」と返す場面もあり、スタジオは独特の空気に包まれていました。

いとうあさこさんの言葉からは、仕事を超えて番組を愛し、年末の時間を大切にしてきた思いが伝わってきます。一つの番組が誰かの生活の一部になっていることを知ると、その存在の大きさを改めて感じさせられます。

このエピソードを知ると、年末特番やそれを支える芸人たちへの見方が、少し変わるかもしれません。