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「休みの度に実家に来なさい!」呼んだくせに【食事代でグチる母】→ さらなる『要求』に、娘がカチン!

  • 2025.12.4

これは、私が実際に体験した話です。「娘のものは自分のもの」と信じる母。結婚後も「長期休みは実家へ」と命令され、新婚なのに毎週のように実家通い。さらに「食事代」「光熱費」と要求はエスカレート! 妊娠中の私に母が放った衝撃の一言とは……?

画像: 「休みの度に実家に来なさい!」呼んだくせに【食事代でグチる母】→ さらなる『要求』に、娘がカチン!

新婚なのに「休みの度に実家に来なさい!」娘の結婚を機に母が大暴走!

私の母は、昔から「娘のものは自分のもの」という独占欲が強い人なので、結婚当初「休みの度にうちに来なさい!」と言いました。
え、新婚なのに!? と思いつつも、当時はそれが「親孝行」なんだと信じて疑いませんでした。実家に行かないタイミングをぬって夫と出かけていましたが、長期連休になると、夫を連れて毎日のように実家へ通う日々。これが、モヤモヤの始まりでした。

「食事代が大変」え、呼んだのそっちじゃ……? 要求はついに「光熱費」へ!

毎日実家へ通っていると、母がポツリ。「毎日来られると、食事代が大変だわ」
え? 呼んだのはそっちでは!? とは言えず、「たしかに、お世話になってるし……」と、当時の私は素直に受け止めてしまいました。それからはオードブルやお寿司、デパ地下のケーキなど、手土産を欠かさないようにしました。
すると、母の要求はどんどんエスカレートしていったのです。極めつけは、ある年末年始のこと。その年ももちろん毎日実家へ通い詰めだったのですが、すると後日母がため息混じりに言いました。
「年末年始は人が多くて、光熱費の請求額が多かったわぁ」

その時ちょうど妊娠中だったこともあり、体調も絶不調。毎日顔を出すだけでも精一杯だったのに、その一言で、私の中で何かがプツンと切れました。
私は無言で財布から五千円札を取り出し、母に突き出してそのまま帰宅。当時は夫にもこのモヤモヤをうまく説明できず、「自分の気持ちをわかってもらえない」と一人で抱え込んでいました。

夫の「うちの親はやらない」発言で覚醒! モヤモヤの正体は……

この出来事をきっかけに、親に対して「アレ?」と思うことが増えてきたのです。今までの「当たり前」が、実は「異常」だったのでは? と思い、ある日思い切って夫に「ねぇ、うちの親のこれっておかしいかな?」と、過去の金銭のやり取りに関する出来事を打ち明けてみました。

すると夫は困ったように笑いながら、「まぁ、うちの親はやらないよね……」とポツリ。その一言で、長年のモヤモヤが一気に晴れた気がしました。そうだ、おかしいのは私じゃなくて母(の金銭感覚)だったんだ! と。

「親との違和感」に気づいて終わりじゃない! 笑い話に変えた私の「親離れ」術

それから、積もり積もった違和感を客観視できるようになりました。今では実家訪問を減らして、母とは適度な距離をキープしつつ、言いたいことはハッキリ(たまにオブラートに包みつつ)言える関係に。あの「光熱費五千円事件」も、今では夫と「うちの母、すごくない?」なんて笑い話にできています。
「毒親かも?」と気づいた時はどん底でしたが、そこからが本当の親離れ・子離れのスタートだったのかもしれません。違和感に蓋をせず、自分を大切にすることが、一番の解決策なんだと感じました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2014年1月 】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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