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雨の日こそ子どもを教育するチャンス 五感を刺激する梅雨の過ごし方

  • 2016.6.6
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ジメジメした梅雨の季節。どんよりとした日が続いて洗濯物は乾かないし、気分も落ち込み気味。でも一番困るのは、天気に関係なく元気いっぱいな子どもたちとどうやって過ごしたらいいのか、ということではないでしょうか。

しかし、雨の日は子どもを教育するチャンス。室内でも室外でも、できることがたくさんあります。いくつかその例をご紹介しましょう。

季節の変化を教えてあげる衣替え

まず一つ目に子どもとやりたいこと、それは衣替えです。これまで着ていた長袖をたたんで、「また寒くなったら長袖を着ようね」と伝えましょう。

また、衣替えは季節を教えてあげるタイミングにぴったり。「寒い季節はな~んだ?」と質問したり、「もうすぐ夏がくるから半袖を出そうね、ズボンは半ズボン!」「これを着ていっぱいお外で遊ぼうね」と季節が変わることに対する好奇心をくすぐってあげましょう。

子どもがまだ小さくて洋服を畳むことができなくても、「長袖はこっち、半袖はこっち」と仕分けるだけならば1~2歳児からでもできます。

ちなみに洗濯物も「ママが干すから、○○ちゃんはパタパタしてね」なんて言って、洋服をパタパタと広げる行為を子どもにお願いすると、「できたよ、ママ干して!」なんて喜んで洋服を渡してくれるはず。

大人にしかできないと思われがちな家事ですが、やり方によってはママと一緒に過ごす遊びの一つに変わります。

図鑑を見て本を読む楽しさを教える

夏にはたくさんの草花が芽を出します。中には摘み菜といって食べられる草も。インターネットでなんでも調べられる時代ですが、ここは図鑑を用意してあげるのがポイントです。

写真と本物を見比べてみる楽しさや次の季節がやって来る待ち遠しい気持ちを大切にし、晴れた日は実際に植物を見に行きましょう。図鑑で知った植物を見た時の喜びは「もっといろいろなことを知りたい」という子どもの前向きな心を育てます。

着脱マスターになるための練習

以前、「1歳からスタートできる! 子どもが洋服を自分で着れるようにする方法」でも紹介しましたが、梅雨の間にお着替えをマスターしてしまいましょう。

まずはズボンから挑戦。月齢が低ければ低いほど大人のやることをよく見ていて「いつかやってやろう」という気持ちでいっぱいです。

ただし、1つだけ大切なことがあります、それは楽しくやること。梅雨の時期はお部屋にこもりがちでついイライラしてしまいますが、それは大人も子どもも一緒。「お着替えできるようになったら、お外遊びももっと楽しいよ!」なんて言葉掛けを忘れずに。

五感を刺激する雨のお散歩

最後に、一番のおすすめはこれ。子どもは「雨が降ってるから、お気に入りのレインコートとレインブーツが着れる!」と喜ぶもの。

雨が体にあたる感覚や濡れた地面を歩くことはとても刺激的で、互換をはぐぐむ大きなきっかけになります。もちろん、ママはちょっぴり大変かもしれませんが、子どもにとっては、雨の日のお出かけや誰もいない公園でたっぷり遊ぶことってとっても楽しいのですよ。

いかがでしたか? 雨が降っているから何もできない、と考えるのではなく、雨の日にしかできないことを考えて子どもと向きあえば、できることはたくさんあります。

みなさんも楽しんで雨の日を過ごしてくださいね。

(ポセイドン・ヨーコ)

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