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60代女性が実践中。炊飯器で糖質カット&おいしいご飯のお供で健康生活

  • 2025.11.30

60代女性が実践中。炊飯器で糖質カット&おいしいご飯のお供で健康生活

ゆうゆうフレンドたちの「あるある!」なおしゃべりが大好評の連載。今回は、今年何かと話題になったお米への愛がテーマです。

【今月のお題】日本人の主食! お米大好き

【右から】坪山良子さん(61歳)、児玉博子さん(64歳)、大倉美穂さん(60歳)

夫の健康を考えて炊飯器をチェンジ。「糖質カット」型の効果はいかに?

坪山 私はずっとバルミューダの炊飯器を使ってたの。デザインがスマートで計量カップもかわいくて気に入っていたんだけど……夫がダイエットしなくちゃいけなくて、糖質カットしてくれる炊飯器に替えたのよ。まだ替えたばかりだから効果はわからないけど、期待したい。
大倉 私の場合、お米を食べるのは朝食と昼食だけにして、夜は炭水化物を控えてる。外食したときも「シメのご飯」はナシ。そのぶん、炊きたてご飯を朝にしっかり味わっているよ。
児玉 私は夜もご飯を食べるけど、順番と量に注意してるかな。まず野菜とタンパク質を食べて、ご飯はあとで。量が多すぎないように、ご飯は小さくしておかずの一種みたいにして出すの。
大倉 脳に「これはおかずだ!」って思いこませるの?(笑)
児玉 そうそう(笑)。夫は「おつまみご飯」って言ってる。
坪山 ところで、ご飯を炊くときは炊飯器派? お鍋派?
児玉 玄米とか炊き込みご飯は炊飯器を使うけれど、白米は鍋派。ビタクラフトっていうステンレス鍋で炊くとおいしいなぁって思うんだよね。
大倉 私は炊飯器で朝1回炊くんだけど、夜にお米をといで浸水させて、そのまま冷蔵庫に入れておくの。低い温度から高い温度にして一気に炊くと、粒が立ってめちゃくちゃおいしい。残ったご飯はラップにくるんで、急速冷凍して保存してる。
坪山 急速冷凍だと解凍したときのおいしさが違うっていうよね?
児玉 それだけでなく、ダイエット効果も高いらしいよ。ご飯が冷えると、でんぷんがレジスタントスターチ(食物繊維に似た働きをするでんぷん)に変化して、再加熱しても効果は持続するんだって。しかも、急速冷凍するとレジスタントスターチは最大限に増えるらしいよ。
坪山 それはいいね! さっそくやらなくちゃ。

人生最後の食事ならご飯のお供は何?

大倉 ここで皆さんに質問。「人生最後の食事」なら、ご飯のお供は何がいい?
坪山 私は絶対にめんたいこ! おにぎりにして、のりもつけたいな。汁物もつけていいの?
大倉 いいでしょう(笑)。
坪山 だったら豚汁も!
児玉 最高ね! 私はネバネバ系が好きだから、山いもとギバサははずせないな。
大倉 ギバサって何?
児玉 アカモクのことみたいだけど、秋田ではギバサっていうの。海藻の一種で、山いもやオクラ、納豆とかと一緒にネバネバさせて食べるのが、もう最高です。
大倉 私も納豆大好き。毎朝必ず2パック食べてるの。でも最後の晩餐なら、から揚げ&ご飯がいいな!
坪山 から揚げとご飯、おいしいよね。私も大好き!

ご飯のお供は…「納豆」

大倉美穂さん(60歳)

納豆2パックに香味野菜をトッピング。たれは使わず、刻んだ漬け物で味つけし塩分は控えめに。めかぶはわかめの根元を刻んで作ったお手製。

ご飯のお供は…「めんたいこ」

坪山良子さん(61歳)

めんたいこを具にしたおにぎりが大好物。おにぎり・漬け物・具だくさんみそ汁が、わが家の朝の定番です。

ご飯のお供は…「山いもとギバサ」

児玉博子さん(64歳)

ネバネバ系が好き。山いも、ギバサ(アカモク)、オクラ、めかぶ、納豆などをご飯にのせて混ぜて食べると幸せ!

2025年の「米騒動」はお米を考え直すいい機会

大倉 ご飯ってパンとコーヒーに比べると、手間がかかるよね。米をといだり浸したり、おかずや汁物を用意したり……。
坪山 でもこの年齢だからこそ、手間をかけるって大事だと思うの。いろいろな栄養が一緒にとれるじゃない?
児玉 同感! 60代になって「ビタミンB1をとると糖質の分解を促進するから、豚肉食べよう」とか、いろいろ考えながら食事を作るようになった。ダイエットよりも、健康でいるために。
大倉 ご飯は腹もちもいいから、間食しないですむしね。
児玉 令和の「米騒動」で、当たり前の存在だったお米との関係を見直すきっかけになったと思う。
坪山 値上がりしても、私たちお米は手放せないよね。
大倉 私たちは、お米の国の人だもん。

まとめ/神 素子
撮影/佐山裕子(主婦の友社)

※この記事は「ゆうゆう」2025年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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