岡本翔子の星占い 【双子座】12月の運勢「良い結婚というものがあるのなら、それは」

双子座

5月21日～6月21日生まれ

If there is such a thing as a good marriage, it is because it resembles friendship rather than love.
「良い結婚というものがあるのなら、それは愛より友情に似ているからだ」

占星術ではこれから約200年続く「風の時代」が始まったと、聞いたことがある人も多いでしょう。ちなみに双子座は風の星座です。新しい時代の到来とともに「結婚」についても、あなたの考えを育ててみましょう。

出会いは人の人生を大きく変えます。12月は交友関係が広がると同時に、他人を理解することの面白さと面倒くささを味わうことが多いはず。

実は“パートナーシップを築くこと”が今月のテーマです。結婚という形や男女のパートナーにこだわる必要はありません。あなたが一緒にいてよい刺激を受け快適だと思える人と、公私を問わずパートナーを組むよい機会です。

このメッセージは16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者、ミシェル・ド・モンテーニュが残した言葉です。約500年も昔の「結婚」でも、相手と友情を築けるかどうかが鍵だと説く人もいたのかと思うと、感慨深いです。

とりわけ双子座にとって、ちゃんとコミュニケーションが取れる相手でないと、結婚は長続きしません。私生活で「婚活」に励むのもいいし、パートナーがいる人は二人の絆が深まることをしましょう。また仕事でも人と組んで行う作業に未来の可能性が。あなたの良い面を引き出してくれる人と共同作業を。

新しい出会いのチャンスが！

双子座で満月となる12月5日（金）近辺は、人間関係で誤解などが生じやすい。「言った」「言わない」などというトラブルにならないように気をつけて。

クリスマスが近づく新月12月20日（土）前後は、新しい出会いのチャンスです。忘年会やイベントなどにも足を運んでみて。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の双子座を運行するのは12月4日（木）昼前～12月6日（土）昼前、12月31日（水）夜～終日まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE