1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「小学生ロボコン」って知ってる?ものづくりの楽しさを子どもに!高専ロボコン全国大会は12月放送

「小学生ロボコン」って知ってる?ものづくりの楽しさを子どもに!高専ロボコン全国大会は12月放送

  • 2025.11.30

高専ロボコン2025全国大会が11月16日に両国国技館で開催され、その模様が12月14日にNHKで放送される予定です。

 (1658770)
 (1658772)

「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」、通称「高専ロボコン」は、全国の高専生が競技課題に対してロボットを製作し、アイデアと成果を競うもので、今年でなんと38回目! 発想力と独創力を合言葉に、ものづくりの素晴らしさを伝える全国規模の教育イベントです。そう、実はロボコンって、見るだけでも知育に最適なんです! 現在小4の我が家の長男は、幼稚園年少の頃にロボコンにハマって以来、空き箱工作でロボットを再現してみたり、実際にモーターを使ってロボットを動かそうとしてみたことも。

 (1658774)

さらに高専ロボコンでは全国の高専が出場するので、地名にも詳しくなるというおまけの特典付き! 今では地区大会予選から家族で観覧に行くほど、ロボコン好きになっています。それでもやっぱり、「幼児にはまだロボットは難しそう」「自分も機械は苦手だし」なんて思ってしまう親御さんもいらっしゃるはず。実際、私も機械関係の知識はからきしです。でも今年の高専ロボコンは、子どもの目から見ても「スゴイ!」とわかりやすい競技内容になっているので、気が付けば親子で白熱してしまうかも!高専ロボコン全国大会放送前に、見どころやポイントをご紹介します。

今年の競技課題は「グレート・ハイゲート」

ロボットを使って大きさや形が異なるボックスを自由に積み上げ、ゲートを作成。人が乗った台車とロボットを連結させて、ゲートを通過することで、ゲートの高さに応じて得点がつきます。

 (1658776)

そのほか「パイロンの移動数」「ゲートの通過回数」「競技終了時に相手チームよりゲートが高い」などで、点数が加算されます。全国大会は地区大会予選を勝ち進んだ25校が、トーナメント形式で優勝を目指します。

1、無事にゲートが積み上がるかハラハラドキドキ!

今回のゲート作りは、「ロボットを使った大きな積み木遊び」のようなもの。無事に積み上がるか、はたまた崩れてしまうのか、ドキドキの展開です。

 (1658782)

全国大会ということもあって、3メートル超えのゲートも続出! お子さんでも「高いゲートができた!」とわかりやすいのがうれしいポイントです。さらにゲートの下を人が乗った台車が通り、無事成功したときには興奮も最高潮に!

 (1658784)

一方、残念ながら崩れてしまうことも! 思わず手に汗握って応援してしまいます。

2、どのボックスを使ってゲートを作る?戦略がカギ!

ボックスはさまざまな形のものが用意されているので、どのボックスを使ってどういう形のゲートを作るのかも、それぞれの学校のアイデア次第です。

 (1658788)

お子さんと試合を見ながら、「このゲートが一番好き」「ぼくだったらこういうゲートを作る」なんて話をするのもオススメ!またボックスは、自分のチームが自由に使える「専有ボックスエリア」と、早い者勝ちで好きなボックスを使える「共有ボックスエリア」の2カ所に置かれています。

 (1658790)

共有ボックスは取り合いになることも。自分たちが欲しいボックスをどうやって早く手に入れるのか、それとも「専有ボックスエリア」のボックスのみで勝負に出るのか、各学校の戦略に注目です。

3、高専ロボコンならでは!ユニークなロボットが登場

高専ロボコンでは、ユニークでかわいらしいロボットも多数登場します。

 (1658794)

タコをモチーフにしたロボットもあれば、カニをモチーフにしたロボットもあり、さらに阿修羅や魚市場をイメージしたものまで!

 (1658796)

東海北陸地区の「国際高専」は、市場から逃げたカニ(=ロボット)を市場関係者(=台車に乗るメンバー)が追うというストーリー。台車のメンバーが、ヘルメットに市場のセリをイメージしたプレートをつけ、白い長靴を履くというこだわり!

 (1658798)

真剣な戦いの中で垣間見える高専生たちの遊び心も、見どころのひとつです。

4、今年も近畿勢が優勝するのか、ダークホースが現れるのか!

2022年からの3年間、近畿地区チームの優勝が続いています。今年の近畿地区代表は「奈良高専」「明石高専」「神戸市立高専」の3校で、いずれも速いスピードで高いゲートを作り上げるツワモノ揃い。

 (1658802)

そんな彼らに「待った」をかけるチームが現れるかどうかが注目です。どの学校も「高いゲート」の完成を目指す中、異色の戦略を立てているのが、北海道地区大会優勝校の旭川高専!

 (1658804)

専有ボックスエリアのボックスのみで、「できる限りの高さ」のゲートをいち早く作り、何回もゲートを通過することで得点を加算するという方法です。(2回目以降の通過で1回5点加算)果たしてトーナメント戦を勝ち抜き、優勝を手にする学校は!?高専ロボコン2025全国大会は、12月14日(日)午後2時~2時54分(NHK)の放送予定です。

高専ロボコン公式ページ

ロボコンの熱い戦いはまだ終わらない!

さて、今年のロボコンはこれで終わったわけではありません!子どもたちにとってさらに身近な小学生たちが熱い戦いを繰り広げる「小学生大会」があるんです。しかもなんと、こちらの全国大会は予約不要で観覧することが可能!「子どもにものづくりの楽しさを体験させたい」そんな親御さん、必見の情報です。

小学生ロボコン全国大会2025が二子玉川で開催!

ロボットが好きな小学生たちの大会「小学生ロボコン全国大会2025」が、予約不要、観覧無料で、12月7日に開催されます。

 (1660125)

今年の高専ロボコンが「グレート・ハイゲート」なら、小学生ロボコンの競技課題は「グレート・ビッグ・ブリッジ」! フィールドに散らばるアイテムを使い、大きな橋をかけるのがミッションです。小学生ロボコンということで、使える材料は身近に手に入れられるものに制限されています。逆にそれが「自分も作ってみたい!」と思わせてくれることも!さらに当日は、日本を代表するモノ・コトづくり企業の体験ブースや、「親子で楽しめるロボットづくりワークショップ(有料)」なども開催されます。詳しい情報は公式ページをご確認ください。小学生ロボコン全国大会2025【日時】12月7日(日)10:00~【会場】二子玉川ライズS.C.スタジオ&ホール※観覧無料※予約不要親子で気軽に楽しめる!クリエイティブ体験エリア【日時】12月6日(土)13:30~/12月7日(日)10:00~

小学生ロボコン公式ページ

お子さんと一緒にものづくりの楽しさを!

長い歴史の中で、ものづくりの素晴らしさを伝え続けてきた「ロボコン」。ぜひこの機会に、親子でロボコンを楽しんでみてください!

【Profile】みみずく

 (1658566)

小4長男、小1次男、夫の4人家族。昆虫、爬虫類、古生物、深海生物などの生物のほか、読書、工作、ロボコンなど幅広く興味関心がある兄弟に振り回されながらも、発見に満ち溢れた日々を送る。学校での勉強以上に、世界中に「楽しいことがたくさんある」と感じられる目を養うことが目標。ワークショップや観察イベント、ミュージアムなどの体験情報や、日常の中でも手軽に楽しめる体験の仕方について発信している。

Blog:たのしいをつくる~小4&小1わくわく兄弟

元記事で読む
の記事をもっとみる