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「え、今ドロッて…」公園で下着に違和感…。もう再開!?生理用品がない…絶体絶命の私を救ったのは!?

  • 2025.12.1

待ちに待った里帰りのときのこと。夫は仕事のため、生後4カ月になったわが子と2人で初めて実家へ向かいました。首もすわり、抱っこもラクになってきた時期です。久しぶりの実家で両親とのんびり過ごし、日頃の育児疲れを癒やすはずでした。しかし、そこで想定外の展開が待ち受けていたのです……。

突然訪れた生理

両親とわが子、私の4人で近所の公園へ散歩に出かけたときのこと。しばらくすると、なんとなく下着に濡れている感覚がしました。「まさか」と思いトイレで確認すると、なんと生理が再開していたのです。

完全母乳で育てていたため、再開はまだ先だと油断していました。何の前触れもない突然の出来事に、私はパニック状態。

しかも経血量が多く、生理用ナプキンも持ち合わせていません。実家にもナプキンの用意はなく、最寄りのコンビニまでは車で30分もかかる距離。

「どうしよう……」と焦りながら、すがる思いで持ち物を確認していたそのとき、あるものが目に留まりました。

わが子のおむつで代用!

それは、わが子のおむつです。

「まさか自分がおむつを使うことになるなんて……」と戸惑いつつも、他に手段はありません。背に腹は代えられず、公園のトイレでナプキンの代わりにおむつを当てました。

そしてわが子を両親に預け、急いで実家に戻ってから車でコンビニへ向かったのです。

ナプキンを購入し、すぐにおむつを外して確認すると、経血はしっかりと吸収されており、洋服への漏れも防げていました。わが子のおむつの吸収力に助けられ、事なきを得たのです。

今回、想定外の窮地を救ってくれたのは、まさかの紙おむつでした。自分がわが子と同じおむつを着ける日が来るとは夢にも思いませんでしたが、これは誰にも言えない、私とわが子だけの秘密です。

子育て中は予期せぬことが起こるものだと、改めて痛感しました。焦らず冷静に判断すること、そして周囲に頼りながら柔軟に対応することの大切さを学んだ一件でした。

◇ ◇ ◇

産後の生理再開の時期には個人差があり、母乳育児中でも数カ月で戻る方もいます。予兆なく突然再開することもあるため、外出時でもナプキンを1~2枚バッグに入れておくと安心です。

今回の体験談のように緊急時の代用品として、紙おむつを使用することもできますが、生理用ナプキンとは構造が異なるため、あくまでも一時的な対応にとどめましょう。

また、再開直後は妊娠前より経血量が増えたり、生理痛が重くなったりすることもあります。体調の変化を感じたら無理せず休み、心配なときは医療機関に相談することも大切です。

育児中は生理に限らず、予想外のことが起こりやすいもの。焦らず、周囲のサポートも得ながら、安心して育児や外出を楽しんでくださいね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:山本みつる/40代女性・主婦。2002年生まれの長男、2007年生まれの次男、2児の母。わが子の子育てからは手が離れたものの、隣に住む兄夫婦の子育て奮闘記(長男2017年、次男2014年生まれ)を横目で眺め懐かしんでいる日々。

イラスト:森田家

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

ベビーカレンダー編集部

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