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飲む保湿ケアに「クミン香るバターナッツかぼちゃのポタージュ」|管理栄養士のあったかスープレシピ

  • 2025.11.30

気づけば暖房をつける季節。

あっという間に、今年も最後の月に差し掛かろうとしています。

やることがてんこ盛りの中で、同時進行に悩まされる乾燥。

「肌がカサついて、小皺が目立つ」

「メイクが乗らない」「指が乾燥して割れやすい」etc...

外側からの保湿ケアはもちろん大事だけれど、それだけでは追いつかない時期こそ、“食べて潤す”インナー保湿が鍵!

今回のスープは、今が旬の形が可愛いバターナッツかぼちゃに、生姜とクミンを合わせた乾燥対策に特化した“保湿スープ”。

バターナッツかぼちゃは、一般的なかぼちゃに比べホクホク系ではなく、なめらかで甘味が強いためスープにすると、とっても美味しいのです!是非作ってみてくださいね♩

バターナッツかぼちゃスープによる保湿効果

①【βカロテン】

潤いバリアを支える“ビタミンAの材料”。バターナッツかぼちゃは、通常のかぼちゃよりもβ-カロテンが豊富なため、β-カロテンが体内でビタミンAに変わることで、お肌の乾燥やバリア機能の低下、肌荒れを防いでくれます。

②【食物繊維】

腸はお肌の鏡。腸が乾燥すると、肌も乾燥しがち。バターナッツかぼちゃの繊維質が腸を整えることで、肌の潤い=腸の潤いをサポートしてくれます。

③ 良質な【オイル】を味方に

保湿肌にとって、皮膚のバリアを作るためにも、良質な脂質は必須アイテム!更に、βカロテンやビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油脂と一緒に摂らないと吸収しにくいのです。スープに、ミルクや良質たバターを合わせることで、「飲む保湿ケア」としての効果がぐんと上がりますよ。

クミンと生姜の潤いポカポカ効果

“胃腸を整えるスパイス”であるクミンが消化力をサポートし潤い成分の吸収を促進してくれたり、生姜とともに、温めて血流を巡らせることで、肌に必要な水分や栄養が届きやすくなり、結果的に潤いケアにプラス◎

今回はそんな、カラダの内側から潤うポタージュの レシピをご紹介いたします。

飲む保湿ケアに「クミン香るバターナッツかぼちゃのポタージュ」の作り方

材料:

・バターナッツかぼちゃ....500g

・玉ねぎ.... 1/2個

・生姜....1片

・お好みのミルク.... 400ml

・塩....小さじ2/3

・バター.... 5g

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Saki Takanami

作り方:

①バターナッツかぼちゃは皮と種を除き、2cm角に。玉ねぎと生姜は薄切りにする。

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Saki Takanami

②鍋にバターを溶かし、クミンシードを炒めて香りを立たせる。

玉ねぎ・生姜を加え、しんなりするまで炒める。

③かぼちゃを入れて軽く炒め、水200mlを加えて蓋をし、沸騰したら中弱火で10〜12分煮る。

④火を止めて、ミルクを加え、ブレンダーで滑らかに攪拌。

⑤鍋に戻し、弱火で温めてたら、塩で味を整え、好みで濃度を調整する。器に盛り付けて完成。

高波紗希

管理栄養士。11年間に渡る摂食障害を「食とこころ」と向き合い、整えることでありのままの自分を認め克服した経験から【 自分を大切にする、食とこころの栄養学 】をテーマにSNSで発信をしている。食べることに対する罪悪感や、生きづらさを感じている方に向けて、素材を大切にしたグルテンフリーの料理教室やレシピ提供、講座、相談室など多方面で活動している。

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