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「晩稲」「嘖む」「葎」これらの読み方は何?【難読漢字に挑戦!】

  • 2025.11.30

今回のお題は「晩稲」「嘖む」「葎」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「晩稲」

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「晩稲」の読み方をご存じでしょうか?

「ばんとう」以外でお答えくださいね。

珍しい言葉ではないので、きっと耳にしたことがあるでしょう。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「晩稲」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です

心身の成熟が遅い人

彼は晩稲だから結婚は遅くなりそうだね

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「晩稲」の読み方!正解は!?

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正解は「おくて」です!

なお、「おくて」には「奥手」「晩生」「晩稲」の3種の表記があります。

よく聞く言葉ですが「晩稲(おくて)」という表記は知らなかった方が多いでしょう。

いずれもヒントで示したように「心身の成熟が遅い人」のことですが「晩稲」はそもそも「遅く成熟する稲」という意味が由来となっています。

「おくて」の類義語は「消極的」「弱気」「人見知り」などです。

また、反義語には「早熟」や「早生(わせ)」があり、ませている人のことを言います。

2問目はこの漢字!「嘖む」

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「嘖む」の読み方をご存じでしょうか?

「責」という字に口編が付いていますが、「せきむ」と読むのは間違いです。

なんだか、悔しそうな苦しそうな雰囲気だけは、伝わってきますね…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「嘖む」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇む」の4文字です

辛く当たって責め立てること

「後悔の念に嘖む」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「嘖む」の読み方!正解は!?

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正解は「さいなむ」です!

一般には「苛む(さいなむ)」と表記することが多いため、読みにくかったかも知れませんね。

「嘖む(さいなむ)」とは厳しく辛く当たったり、責め立てたりすることをいいます。

以下は「嘖む」を使った例文です。

自分自身を嘖むのはもうやめにしよう

彼の体は重い病魔に嘖まれていた

たった一度の過ちを責め嘖む日々だ

また、「嘖む」の類義語には「いじめる」「なぶる」「いびる」「虐げる」などがあります。

最後はこの漢字!「葎」

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「葎」を何と読みますか?

読めそうで読めない漢字ですね…

早速ヒントを見てみましょう!

「葎」の読み方のヒントは?

1.「葎」をひらがなにすると、3文字になります。

2.「葎」は、俳句で夏の季語となります。

3.「葎」をイタリア語にすると「葎」、フランス語では「herbe」です。

4.『去年のままに葎がす枯れている、』久生十蘭「我が家の楽園」より引用

正解は…

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正解は「むぐら」でした!

地域によっては「うぐら」「もぐら」と呼ぶことも。

「葎」とは、広い範囲にわたって生い茂る雑草、その茂み、または雑草が生えて人気のない荒れ果てた様子を意味します。

植物としての「葎」は、アカネ科アカネ亜科のフタバムグラ属、あるいはアサ科カラハナソウ属のカナムグラを指します。

カナムグラは「鉄葎」と書き、花言葉は「力強い人」です。

花葎(ハナムグラ)は「こまめな」、四葉葎(ヨツバムグラ)は「抵抗・謙虚」、八重葎(ヤエムグラ)は「抵抗・拮抗」です。

雑草は花言葉も地味でたくましいイメージですね。

「葎」の音読みは「リツ・リチ・ロツ・ロチ」、訓読みは「むぐら」、漢検準1級12画の漢字です。

『夕顔のあとからのぼるむぐらかな』凡兆

俳句では夏の季語となっています。

出典:コトバンク

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