「お兄ちゃんの赤ちゃんがよかった」歪んだ家族の愛の形に吐き気がする＜夫家族の異常な絆 9話＞【義父母がシンドイんです！ まんが】

■これまでのあらすじ

義母の同居から義妹の里帰り出産まで、夫は何かとふたりにいい顔をするが、実際に経済面で支えているのは加奈子だった。事実をぶちまけようとする加奈子を必死に止める夫。そんななか、義母と義妹が「お兄ちゃんの好きな人は誰か」と話しているのを聞いてしまい…。

「お兄ちゃんの気持ちは昔から変わってなかった」

義妹の言葉に、私は足先からすべてが崩れていくような錯覚に陥りました。

それはつまり…、夫は血の繋がらない妹を愛しているということなのでしょうか…？

出産を間近に控えた義妹を、夫はとても気遣っています。私のときはそんな優しさを見せてくれなかったよね…？

いよいよ出産となったとき、義妹の旦那さんが上京してきました。

穏やかで人の好さそうな人で、久しぶりに「ありがとう」という言葉を言ってもらいました。

でも…、私はもう、誰のことも信用できなくなっていました。

「お兄ちゃんの赤ちゃんがよかったな」

子どもを産んだその日にそんな言葉を平気で言える義妹も、それを笑って受け流している夫も、ふつうじゃない。

私はもう、この家族が無理でした。

※この漫画は実話を元に編集しています

原案:ウーマンエキサイト編集部、プロット:みゆき、イラスト:まゆか！

(ウーマンエキサイト編集部)