バルカン半島の小さな国・アルバニアの姉妹が贈る「The Skin」

バルカン半島、といえば世界遺産でもある街ドゥブロブニクを有するクロアチアやセルビアなどが馴染み深いかもしれないが、今回はそんな東ヨーロッパの半島の南西部に位置する小さな国・アルバニアのショーラとイディサ姉妹が手掛けるスキンケアブランド「The Skin」をセレクト。

バイオテクノロジストとして皮膚科学に精通するショーラがすべての製品開発と処方を担当し、イディサがブランドコントロールを含むビジネス面を担当する同ブランドは、効果的で栄養豊富な結果をもたらすよう、一つひとつ丁寧にハンドメイドされているのがポイント。そのため、量産できないのが特徴でもある。

今のところ製品数が少ないが、いずれも健康的で美しい素肌を追求する二人の願いが込められており、いくつかのアイテムはヨーロッパのビューティーメディアで賞を獲得するなど、まさに”少数精鋭”だ。それでは早速「The Skin」の人気アイテムをチェックしてみよう！

ボディバターのベストセラー、「キャラメルピスタチオ」は、甘いキャラメルの香りとピスタチオクリームの絶妙なブレンドが肌に深いうるおいと、シアバター、ホホバオイル、ビタミンEがなめらかでソフトな仕上がりをもたらしてくれる。特にひじ、かかと、ひざなど、乾燥が気になる部分には念入りに。毎日使うと、肌が柔らかさを取り戻すのを実感するはず。

リップマスク15gとマスク15gをセットしたリップの集中トリートメントキット。スクラブで古い角質を除去してなめらかなベースに整えてから、マスクをまんべんなく塗布してそのまま10～15分放置すれば、みずみずしくツヤやかなリップに。リップスティックのベースに仕込めば、ぷるんとガラスのような光沢をもたらしてくれるから、ぜひ持っておきたいアイテムだ。

横山正美

ビューティエディター／ライター／翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。