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【MLB】FAベリンジャーは「メッツにフィットする」米記者が指摘 古巣ヤンキースも再契約を望み……昨季のソトに続き“NY決戦”勃発か

  • 2025.11.28
コディ・ベリンジャー(C)ロイター
SPREAD : コディ・ベリンジャー(C)ロイター

米地元紙『ニューヨーク・ポスト』の看板記者、ジョン・ヘイマン氏が27日(日本時間28日)、今オフの移籍市場に言及。ヤンキースからフリーエージェント(FA)になったコディ・ベリンジャー外野手を巡り、メッツが争奪戦に参加する可能性を示唆した。再契約を望んでいるヤンキースだが、昨季のフアン・ソト外野手に続き、ライバルへの流出を許してしまうのか。2年連続でのニューヨーク2球団による獲得レースが注目されている。

■タッカーは「プランB」

ジョン・ヘイマン記者はヤンキースの現状について、「彼らは引き続きベリンジャーの残留を最優先事項としている。チームは(FA市場の目玉)カイル・タッカー外野手についても調査をしているが、ベリンジャーの万能性とニューヨーク向きの気質を考えると、タッカーは“プランB”のようだ」と指摘した。
ベリンジャーは今季152試合に出場し、打率.272、29本塁打、98打点、OPS.813をマーク。好打者というだけではなく、外野ならどこでも守れ、さらに一塁でもプレー可能というユーティリティー性が高い評価を受けている。さらに、ニューヨークというプレッシャーがかかる大舞台でも臆さずプレーできる選手は多くなく、その点もヤンキースが再契約を望む理由となっている。
一方、同じくニューヨークに本拠地を置くメッツもベリンジャーに熱視線を送っている。マーカス・セミエン内野手との交換トレードで、ブランドン・ニモ外野手をレンジャーズに放出したため、外野手補強は必須となっている。

■ニモ放出で外野手獲得必須

ヘイマン記者によると、リモート取材に応じたメッツのデビッド・スターンズ編成本部長は、FAになった守護神エドウィン・ディアス投手をチームに戻し、同じくFAになった主砲のピート・アロンソ内野手も戻し、さらに大物外野手を加えるという3点において、「もちろん、全部できる」と答えたという。
その上で、ヘイマン記者は「ニモがトレードで出て行った今、ベリンジャーはメッツにとって、とてもフィットする選手に見える。アロンソが戻ってきた場合、ベリンジャーは(普段一塁を守る)アロンソにDHに回ってもらい、休養を与えることができる存在となる。一塁手の状況をさらに良くできるだろう」と主張。外野も一塁も守れるベリンジャーは、メッツにとっての最適解だと伝えた。
昨年もヤンキースからFAになったソトが、メッツ移籍を選んだ。今年もヤンキースからFAになったベリンジャーがメッツを選ぶのか。ヤンキースとしては、2年連続での流出は避けたいところだ。

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