「どれだけ勉強している？」カナダの偏差値80以上の有名大学で質問した結果…　“想定外の答え”に唖然

17歳で初めてニュージーランドへの留学を経験し、その後もアメリカ・カリフォルニア、イギリス・ロンドンと、延べ約7年間を英語圏の海外で暮らした華音さん。現在は、世界を旅したり、突撃インタビューをしたりするなど、「英語力」をテーマにした独自の視点で動画を発信しており、注目を集めています。

今回は同『華音チャンネル （Kanon）』にアップされている数多くの人気動画の中から『カナダの有名大学の学生に「何時間勉強してる？」』という動画を紹介します。2024年7月28日に投稿されたこの動画では、カナダにある名門大学、ブリティッシュコロンビア大学の学生は、一日どれくらい勉強しているのかをインタビューした様子が紹介されています。

いったいその結果はどのようなものだったのでしょうか。

いざUBCでインタビュー開始！

配信者さんがこの日訪れたのは、“カナダの東大”とも呼ばれる通称UBCこと、ブリティッシュコロンビア大学です。

トップ中のトップが集まるこの大学の学生たちは、いったい一日何時間勉強しているのか…？その疑問を確かめるべく、配信者さんはキャンパス内の学生たちが集う憩いのスポットへ向かい、早速インタビューを開始します。

最初にインタビューしたのは、現在最後のコースを履修している学生と、すでに卒業したOBの二人。二人はアカペラのクラブに所属しており、もうすぐ大会が控えているため、楽しみながら歌の練習に励んでいるとのことでした。

そんな彼らに、UBCに入学するためどれほど勉強していたのかを尋ねると、一人は「高校時代、勉強はそこまで一番大変だったわけではない」と話し、放課後は1日およそ1時間半ほど勉強していたといいます。ただし休み時間にもコツコツ勉強していたそう。

しかし、入学後は履修しなければならない科目が多く、毎日勉強するのは当たり前。具体的な時間ははっきり言えないものの、高校時代よりは間違いなく勉強量が増えたと語っていました。

もう一人の学生は、UBC入学前は成績があまり良くなく、「このままではまずい」と危機感を覚えたことがきっかけで猛勉強を始めたそうです。そこから勉強習慣が身につき、同時に時間管理も上達。高校時代は1日1.5時間ほど勉強していたといいます。

しかし、大学に入ると状況は大きく変化。学年によって忙しさに差があり、グループプロジェクトが重なる時期には深夜2時まで取り掛かることもあるとのこと。今年はそこまで負荷が大きくなく、テスト期間を除けば、だいたい週5時間程度の勉強量に収まっているようです。

週末の過ごし方について聞くと、二人はアカペラ活動が中心だと話してくれました。キャンパスで友達を見つけたら誘って、階段の吹き抜けで歌ったり、ギターを持ち寄ってセッションしたりと、思い思いに楽しんでいるそうです。

UBCにはおよそ100種類ものクラブがあり、学生は自分の興味に合わせて、制限なくいくつでも所属できるとのこと。多様な活動が用意されており、新しい仲間や経験に出会える、まさに魅力的な学生生活の舞台になっているようです。

アルバイトについて尋ねると、一人は在学中まったくしていなかったとのこと。もう一人は、時期によってアルバイトをしたりしなかったりと、不定期に取り組んでいたそうです。

現在はアルバイトをしているため、あえて遅めの時間帯に開講されているコースを選び、アカペラ活動とアルバイト、そして学業を両立させているとのこと。以前、授業をフルで履修していた時期はとても忙しく、アルバイトができる状態ではなかったと語っていました。

学生の間で人気のアルバイトについて聞くと、選択肢はかなり豊富だそうです。定番のカフェ店員や売店スタッフのほか、手編みの作品、アクセサリー、アート作品などをテーブルに並べてキャンパス内で販売するタイプのアルバイトもあり、自分の得意分野を活かせる仕事がたくさんあるとのことでした。

気になる質問から、まさかの爆笑エンディングへ

こちらは2組目として登場した、3回生と4回生になるインド人とカナダ人の学生さん。土曜日で授業はなかったものの、上の階で友達と一緒に宿題を進めたりして、有意義な一日を過ごせたそうです。このあと食事をしたら、再び宿題に取りかかる予定とのこと。今学期はそれぞれ3つのクラスを受講しているそうです。

そして、本題の質問へ。二人ともUBCに入学するためには、1日5時間以上勉強していたといいます。しかし、入学後は勉強量はむしろ減ったとのこと。というのも、入学までに積み上げた膨大な勉強量が“経験値”として効き、今はより効率的に学習できるようになったからだそうです。

とはいえ、現在でも毎日の目標として少なくとも1日3時間以上は勉強しており、日によってはそれより少ないこともあれば、テスト期間には5時間以上かけて勉強することもあると話していました。

とはいえ、彼らの毎日が“勉強尽くし”というわけではありません。課外活動も大好きで、二人ともアカペラグループに所属しているそうです。話を聞くうちに、先ほど登場した一組目の学生と同じグループなのでは？という話題になりましたが、実際にはUBCからアメリカの大会に出場するのは2つのグループで、彼らはそのもう一方、つまり“ライバルグループ”であることが判明。その瞬間、場は笑いに包まれました。

最後に大会で披露する曲を尋ねてインタビューは締めくくられましたが、配信者さんいわく「まるでアカペラグループのライバル紹介動画になった」と予想外の展開で終わったのでした。

意外な結果に驚きの声殺到

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

偏差値80だけ聞いたら最低12時間はしてると思った、、、

日本人みたいにガリ勉さんじゃ無いのにビックリや
集中力と何かが違うのかな

まさかのWアカペラインタビューでしたねw 勉強内容を上手くまとめる能力が皆さん高いんですね

授業中に全て吸収できるんでしょうね。学年トップの高校の先輩たちは試験前一週間まで試験勉強やらない・教科書は見て覚えるみたいな感じでした。たぶん写真記憶できるのでしょう

想像していたよりも勉強時間が短かったことに対し、驚きの声が多く寄せられていました。彼らの勉強時間の短さには、集中力の高さや、授業中にすべて吸収してしまうような学習スタイルや能力が関係しているのかもしれない、とそんな推測も多く見られました。

カナダ屈指の大学ともいわれるUBCに通う学生たちは、入学前も入学後も勉強に励んでいるものの、それだけにとどまらず、プライベートも思いきり楽しみながら学生生活を豊かにしていました。勉強と課外活動をバランスよく楽しむ彼らの明るさや笑顔、そしてエネルギッシュな姿が、とても印象的で魅力的でした。

動画：カナダの有名大学の学生に「何時間勉強してる？」
協力：華音チャンネル （Kanon）

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています