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才能の宝石箱【2PMのジュノ】に首ったけ!韓国エンタメを愛するワタナベマキさん×引田かおりさんの熱烈トーク

  • 2025.11.28

韓国愛が扉の鍵となる居酒屋『恋するマキ食堂』は今宵も元気に営業中!
今回は、ゲストの引田さんのお宅へ出張です。
引田さんが注目しているのは、俳優のジュノ。
出演作を総ざらいしたからこそ感じている魅力について教えていただきます。

ゲスト
引田かおりさん
1958年生まれ。夫の引田ターセンさんとともに、東京・吉祥寺で「ギャラリーフェブ」とパン店「ダンディゾン」を経営。2016年に一戸建てをリノベーションし、娘家族と二世帯で暮らす。『日々更新。風通しよく年を重ねていくこと』(ポプラ社)など著書多数。近著は『LOVE MYSELF』(大和書房)※今秋発売予定。

まるで才能の宝石箱! 2PMのジュノとは?

Netflix『キング・ザ・ランド』独占配信中

1990年生まれ。2008年にアイドルグループ「2PM」のメンバーとしてデビュー。
13年に『監視者たち』で映画初出演、15年に『二十歳』で映画初主演を果たす。
21年に主演したドラマ『赤い袖先』ではMBC演技大賞ミニシリーズ部門の最優秀演技賞などに輝いた。

『キング・ザ・ランド』

高級ホテルを舞台に、ジュノ演じる作り笑いが嫌いな財閥家の御曹司と、笑顔を絶やさないホテルウーマンが反発し合いながらもひかれ合っていくロマンティックコメディ。

頭が切れる、かつ、誠実! 成長ぶりに目が離せない人物

ワタナベさん(以下W):今日は、引田さんのお宅におじゃまします!

引田さん(以下H):いらっしゃいませ〜。推しの話を楽しみにしていました。

W:私もです! さっそくですが、引田さんの推しはジュノと聞きました。きっかけは何だったんですか?

H:ジュノを知ったのは『赤い袖先』という作品で、それが抜群に良かったんです。

W:『赤い袖先』は時代劇で、ジュノが演じたのはイ・サンという王様(朝鮮第22代王・正祖)。韓国では名君として有名で、いろいろな俳優さんが演じてきた役ですね。

H:有名な人物だし、兵役から帰ってきてからの復帰作だから、すごくプレッシャーがあったと思うんです。でも、韓国では視聴率も良くて、ジュノのすばらしい演技が認められたんだなと感じました。

W:とてもいいドラマでしたね。

H:その後に彼の過去作を観始めたら、最初のころの演技はやっぱりつたなくて。すごく努力して、演技力を高めていったのだろうと思うんです。さらに2年前のドラマ『キング・ザ・ランド』ですばらしい俳優だって確信しました。実母と会うシーンで泣き崩れる姿に、私も号泣しちゃって。

W:今日はその『キング・ザ・ランド』に出てくるクッパ屋さんをイメージして、野菜のクッパを作ってみました。どうぞ!

H:野菜だけだとすっきり食べられていいですね。お出汁がしみじみ、おいしいです。

W:そういえばジュノのインタビュー記事を読んだのですが、質問に答える姿勢がすごく誠実で真摯だなと感じました。

H:頭の良さも感じます。あとは、やっぱり胸板の厚さも気になっちゃう(笑)。

W:とても鍛えている感じがして、やっぱり〝野獣アイドル〞なんだなって思います。

H:所属するグループの「2PM」ってそう呼ばれていますもんね。歌って踊れて、演技もうまくて、誠実でムキムキで……。アイドルとしても、俳優としても才能があふれ出ていて、これからが楽しみなんです。

W:ギャラリーオーナーで、あらゆる才能を見てきた引田さんらしい観点です。魅力を語り出したらとまらないですね。

H:本当に。ほかにも、韓国の俳優の層の厚さや、脚本の緻密さについてももっと話したいです! 今度は推しのドラマを観ながらみんなでワイワイやりましょう。

おいしさがじんわりと沁みる 野菜のクッパ

野菜クッパの作り方(約2人分)

1. 錦糸卵をつくる。ボウルに卵(1個)を割りほぐし、砂糖(小さじ1/2)、塩(少々)を加えて混ぜる。フライパンにサラダ油(少々)を弱火で熱し、卵液を1/3量入れて両面焼いて取り出す。残りも同様に焼き、粗熱が取れたら細切りにする。

2. 豆もやし(1袋・約200g)はひげ根を取り除く。玉ねぎ(1/2個)は薄切りにする。とうもろこし(1本)は包丁でそぐようにして粒を取る。青ねぎ(1~2本)は小口切りにする。にんにく(1片)は包丁でつぶす。しょうが(1片)は皮つきのまま薄切りにする。

3. 鍋にだし汁(いりこ・500㎖)を入れ、玉ねぎ、とうもろこし、にんにく、しょうが、酒(大さじ2)を加えて中火で熱し、ひと煮立ちさせる。

4. アクを取り除き、ふたをして5分煮る。2 の豆もやしとナンプラー(大さじ1)、塩(小さじ1/4)を加えて、さらに1分ほど煮る。

5. 器に盛り、錦糸卵と青ねぎをのせ、黒いりごま(少々)をふり、かぼす(1個)の皮をすりおろす。雑穀ご飯を添えていただく。

引田さんからカムサハムニダ! ワタナベさんのお料理もトークも、癒やされますね

韓国ドラマは、夕飯を終えてから一人でじっくり観ることが多いという引田さん。
「ここまで好きな俳優について語る機会はなかなかないので、思う存分話せてうれしかったです。クッパも体のすみずみまでしみ渡る味わいでした。またおいしいものを食べながら語り合いたいです」

MAKI WATANABE
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『梅干しは万能調味料』(主婦と生活社)。「wa&_」としてオリジナルの醬を企画、発売中!

撮影/砂原 文 文/晴山香織

※大人のおしゃれ手帖2025年11月号から抜粋
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