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「面倒な女と思われたくない」本音を飲み込む“2番目体質”の女が、都合よく扱われる理由【漫画】

  • 2025.11.27
考え方が2番目(1) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(1) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)

付き合っているのに優先順位が低く、泊まりの翌日には「送るよ」と帰宅を促される――。どこか“彼女になり切れていない”という違和感を抱えながらも、面倒な女だと思われたくなくて本音を飲み込んでしまう。そんな“2番目体質”の恋愛をしてしまった主人公。

仕事・恋愛・結婚など、多くの岐路に立つアラサー女性の揺らぎを、リアルな会話と鋭い視点で描き、同世代の女性たちから圧倒的共感を集めているのが、ヤチナツ(@11yc4)さんの『20時過ぎの報告会』だ。

“2番目”を選んでしまう理由と、アラサーの心の揺れ

考え方が2番目(2) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(2) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(3) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(3) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(4) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)
考え方が2番目(4) 画像提供:ヤチナツ(@11yc4)

本作に登場する3人の女性は、それぞれ違う価値観と迷いを抱えている。情熱的だが臆病なこはる、穏やかで気づかい屋のりさこ、理性的で争いを避けるきみ。恋愛観も生き方も異なる3人の会話は、読む者の心に刺さり、まるで自分の報告会を覗いているかのような錯覚すら覚える。

楽しそうにしないと“ブス”?押し寄せる空気と同調の圧

彼氏の友達と一緒に遊んだとき、「楽しそうなのはかわいい子ばかりで、つまんなそうなのはブス」。そんな言葉に思わず胸がざわつく。苦手な交友関係にも付き合いの幅を広げようと努力する彼女。しかし、歩み寄るのはいつも自分ばかりで、彼氏は当然のように甘える。それでも「嫌われたくない」「面倒と思われたくない」と笑うしかない。

“幸せ”の定義は誰が決めるのか――揺れながら進むアラサーの日常

恋愛・結婚・出産が“正解”とされがちな社会で、自分らしく生きようとする葛藤。1巻では「大人になってからの友達」、2巻では「つまんなそうだとブス」「考え方が2番目」など、心に刺さるテーマが続く。自分の価値を探しながらも、軽やかに笑って生きたい。そんな気持ちに寄り添ってくれる一冊だ。

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