【Windows時短術】キーボードだけで完結！文書全体の構造編集を高速化する3選

数多くのセクションやページを持つ文書を扱う際、マウス操作に頼ると、全体像を見失いがちです。真の時短を実現するためには、文書全体のナビゲーションと、それに対応する選択機能をマスターする必要があります。今回は、文書の端、あるいは画面単位といった、大きな塊をキーボードだけで操るための、応用的なショートカット3選を解説します。

【時短技1】一発でドキュメントの端に到達「Ctrl + Home / Ctrl + End」

文書のレビューや最終チェックの際、「Ctrl + Home」は、カーソルを文書の先頭まで後方に移動でき、「Ctrl + End」は、カーソルを文書の末尾まで前方に移動できます。スクロールバーを操作する手間がなくなり、巨大なファイルでも瞬時に目的の場所へ到達できます。

【時短技2】構造変更の必需品！文書の端まで選択「Shift + Ctrl + Home / Shift + Ctrl + End」

文書の途中から文書の先頭や末尾までをまとめて操作したい場合、「Shift + Ctrl + End」は、現在のカーソル位置と文書の末尾の間のテキストを選択し、「Shift + Ctrl + Home」は、現在のカーソル位置と文書の先頭の間のテキストを選択します。文書全体の構造を変更する際の最も強力な選択技です。

【時短技3】目線の移動に合わせて画面を切り替える「Page Up / Page Down」

文書全体のレビュー時、「ページダウンまたは PgDn」キーを押すと、カーソルを 1 ページ前に移動でき、「ページアップまたは PgUp」キーを押すと、カーソルを 1 ページ後ろに移動できます。画面単位で内容を確認しながら、スムーズに次の編集箇所へ進むことができます。

文書全体をキーボードで操ることは、効率と集中力を高めます。この3技で、文書構造編集の達人を目指しましょう。

＜出典＞

Windows のキーボード ショートカット（Microsoft）

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。