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【決定版】黄身の味噌漬け、明太子ごま油和えから汁物まで『ごはんがすすむ絶品レシピ』16選まとめ

  • 2025.11.27

寒くなると、炊きたての白いごはんがいつにも増して恋しくなりますよね。そんな日の献立に役立つ「ごはんのアテ」レシピをバリエ豊かにご紹介!土鍋でふっくら炊く基本のごはんから、スキマ時間で作れるごはんのアテ、ほっこり温まる汁物まで、あと一品のアイデアが満載です。保存もできて、毎日飽きずに楽しめるレシピが揃っていますよ♡

はじめてでも簡単♡土鍋で炊く「ふっくら新米ごはん」

毎日食べても飽きない主食、白いごはん。穫れたての、柔らかくみずみずしい新米をさらに美味しくいただける炊飯方法をご紹介。まずは、あこがれの「土鍋」での炊飯やはじめてでも使いやすい土鍋の選び方をご案内します。

作ってくれた人 ごはん同盟 しらいのりこさん

『ごはん同盟』調理担当。“美味しくお米をいただくこと”を常に研究し、レシピ開発、炊飯教室、ケータリング、イベント、メディアなどで活動中。

炊飯土鍋を使う正しいごはんの炊き方

手軽に美味しく炊飯できる道具として、今回オススメするのは炊飯土鍋。土鍋というとハードルが高そうですが、実は炊飯器よりも短時間で炊き上がる上、取り扱いも簡単、そして美味しい!! これを使わない手はないですよ!
 
※土鍋は特殊なものもあるので、炊く前に説明書などを確認して。

1.ボウルに水を入れ、計量した米を一度に加えて、かるく手で混ぜ、すぐに水を捨てる。
 
※金ざるは米粒の表面に傷をつけてしまうので、使用しない。

2.水のない状態で、野球ボールを握るくらいに広げた手で優しく研ぐ。水を注いで捨て、また研ぐことを3〜4回繰り返す(水が完全に透き通らなくてもOK)。

3.水に浸けたまま30分〜1時間おき、吸水させる。ざるにあげて水けをきる。

4.土鍋に米を入れ、米の1.1倍の水(1合につき200㏄)を加えてふたをし、強めの中火にかける。なべ底から火がはみ出さない程度の火加減が目安。
 
※強火にかけると、早くに沸騰し過ぎて米の芯が残ってしまうのでNG。沸騰に13分程度かかるのがベスト。

5.沸騰し、白い湯気が出てきたら火を止めて20分おく。
 
※普通の土鍋を使う場合は、ここでごく弱火にして13分炊き、火を止めてそのまま10分ほど蒸らす。
※おこげを作りたいならここで30秒ほど強火にする。

6.ふたをあけ、しゃもじで十字に切ってから、底から返すようにさっくりと混ぜる。
 
※混ぜ過ぎると粘りけが出てしまうので、なるべく手早く。

美味しく炊ける使いやすい炊飯土鍋

じっくり熱が伝わる土鍋で炊くと、ふっくら、もっちりと炊き上がります。なかでも炊飯専用の土鍋は、火加減の調整が不要で、手間いらずなのが嬉しいところ。

かまどさん/長谷園

伊賀の粗土でできた鍋は、木のように呼吸するので、ごはんがベタつかない。遠赤外線効果の高い釉薬を使用しているので、米の芯まで熱が通り、ふっくらとした炊き上がりに。二重のふたは圧力釜の機能を果たし、吹きこぼれも防ぐ。
http://www.igamono.co.jp/

ごはんの鍋/かもしか道具店

耐久性、保温性にすぐれた萬古焼の土鍋。蒸気の抜け穴がなく、吹きこぼれにくい形なので、火からおろして蒸らしている間に、ごはんに水分がしっかりと浸透してツヤツヤに仕上がる。また、調湿効果があるので、鍋ごと冷蔵庫へ入れたり、おひつ代わりに使用できる。
http://www.nakagawa-masashichi.jp/

フタがガラスのご飯釜/HARIO

本体は耐熱性にすぐれた萬古焼。釜の肉厚な形状が蓄熱性を高め、失敗なくふっくらごはんに。ドーム状の透明な耐熱ガラスのふたは、吹きこぼれにくく、中の様子が見えて安心。ツマミにホイッスルがついているため、火を止めるタイミングを音で知らせてくれるのもポイント。
http://www.hario.com

しらいさんオススメのおいしいお米の銘柄

種類や地方によって、少しずつ味わいが違うお米。品種改良によってさまざまな品種が手に入るようになりました。それぞれの特徴を知って、自分の好みに合うものを選ぶとよりごはんを楽しめます。

ご協力いただいたお米屋さんはコチラ! 三代目小池精米店

全国各地、多品種の「産地直米」のお米が揃う、言わばお米のセレクトショップ。HPからも購入できるので、お米に悩んだら是非チェックを。
公式HP▶http://komeya.biz/

ささにしき/宮城県

粘りもなく、口どけのよさと滑らかなのどごし、あっさりとした食感が持ち味。和食、刺身、寿司などに最適。

ゆめぴりか/北海道

食感はもち米に近い粘りをもつ、低アミロース米。炊きあがりが柔らかく、つやがあり、食べごたえがある。さめても硬くなりにくい。

こしひかり/新潟県

日本で一番の作付面積を誇り、一番食べられているお米。粘り・硬さのバランスがよく、食べごたえがあり、良食味が特徴。

あきたこまち/秋田県

味、粘り、柔らかさ、白さ、つや、香りのバランスがよく、やや小粒の米。リゾットや丼ものにも最適。冷めても美味しい。

つや姫/山形県

外観はツヤがあり、粒が揃っていて、白さが際立っている。味は甘みと旨みが強く、炊き上がりは柔らかめ。あっさり味とおかずに合う。

『ごぼう味噌』に『具だくさんラー油』、ごはんが3杯いける♡【ごはんのアテ】2選

「コレさえあれば、ごはんが3杯食べられちゃう!」をコンセプトに考えていただいた極上レシピ。簡単で美味しくって、しかも保存もきく優れもの。お弁当にもピッタリです!

おむすびの具としても最高『ごぼう味噌』

材料
ごぼう……1/4本
しょうが……1片
 
A
味噌……大さじ2
みりん……小さじ2
砂糖……小さじ2
酒……大さじ3
 
ごま油……大さじ1
 
作り方
①ごぼうとしょうがは、みじん切りにする。
Aをよく混ぜ合わせる。
③鍋にごま油を入れて火にかけ、❶を炒める。❷を加え、ぽってりとしてきたら火から下ろす。

野菜や肉、魚を和えても『具だくさんのラー油』

材料
米油……60㎖
ごま油……30㎖
韓国粉唐辛子……大さじ2(7g)
 
A
干しエビ…… 5g
干ししいたけ……3g
 
B
長ねぎ(みじん切り)……10㎝分
にんにく(みじん切り)……1/2片分
しょうが(みじん切り)……1片分
 
C
コチジャン・しょうゆ……各小さじ1
白ごま……適量
 
作り方
Aはフードプロセッサーで細かくしてボウルに入れ、韓国粉唐辛子とごま油大さじ1(分量外)と混ぜ合わせる。
②鍋に米油とごま油とBを入れ、こがさないように低温で揚げ、いったん取り出す。
③❷の油を高温に熱し、❶に注いで混ぜる。Cと❷も加えて混ぜる。

ごはん泥棒♡『きのこのなめ茸』、『セロリとじゃこ』など【大人の常備菜】2選

なめらか旨みのきのこなめ茸と、香味きいたセロリじゃこ。どちらも甘すぎず、食感も楽しい一品です!冷蔵庫にあるとついついおかわりしたくなる魅惑の常備菜です♡

甘過ぎない大人風味です『いろいろきのこのなめ茸』

材料
きのこ(えのきだけは必須。他に舞茸、しめじ、しいたけ、エリンギなどをお好みで)……250g
 
A
だし汁……1カップ
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
酒……大さじ2
赤唐辛子(輪切り)……小さじ1
 
作り方
①きのこは食べやすくカットする。
②鍋にAと❶を入れて火にかける。
③汁けが3分の1くらいになったら火から下ろし、保存容器に汁ごと入れて冷ます。

余りがちなセロリの葉を活用『セロリとじゃこの塩きんぴら』

材料
セロリの葉…… 50g
ちりめんじゃこ…… 50g
ごま油…… 大さじ1
酒…… 大さじ1
白ごま…… 大さじ1
塩…… 適量
 
作り方
①セロリの葉はみじん切りにする。
②鍋にごま油を熱し、ちりめんじゃこを入れて炒め、香りが出たら❶を加えて炒める。酒を振り入れ、水分がなくなるまで炒める。葉の色があざやかになったら、白ごまを加えて混ぜ、塩で味を調え火を止める。

いつもの定番アテが早変わり♡やみつき必至の【変化球アテ】2選

塩辛のコクが後を引く「ひじきの炒めもの」と、エスニック風味が新鮮な「鶏そぼろ」。どちらも思わずごはんをおかわりしたくなる、変化球系おかず。クセになる味わいに注目です!

塩辛のコクがアンチョビのよう『ひじきの塩辛炒め』

材料
長ひじき(乾燥)……20g
いかの塩辛……20g
 
A
にんにく……1/2片
赤唐辛子……1本
オリーブオイル……大さじ1
 
白ワイン……大さじ1
 
作り方
①ひじきは水で戻してざるにあげ、水けをきる。
②フライパンにAを入れて火にかけ、香りが出たら、❶といかの塩辛を加える。さっと混ぜたら白ワインを回しかけ、水分がなくなるまで炒める。

タイのサラダ、ラープをアレンジ!『エスニック鶏そぼろ』

材料
鶏ひき肉……100g
香菜……1本
 
A
しょうが(みじん切り)……1片分
ナンプラー……小さじ2
砂糖……小さじ1/4
赤唐辛子(輪切り)……小さじ1
 
一味唐辛子……小さじ1
レモン汁……小さじ2
 
作り方
①香菜は茎をみじん切りにする。
②鶏ひき肉はAと❶とともに鍋に入れ、中火にかけて菜箸でよく混ぜながら、炒り煮にする。
③一味唐辛子を加え、レモン汁を回しかけ、火を止める。
④器に盛り、香菜の葉を飾る。

さんまの山椒漬け&黄身の味噌漬け♡ごはんもお酒も進む【漬けるだけアテ】2選

焼いたさんまに香り高い山椒を効かせた一品など、漬けるだけで完成する手軽な絶品おかずをご紹介。まるで料亭級の美味しさ、晩酌にもおすすめの2品です。

鮭やさわら、ぶりに替えてもOK『さんまの焼漬け山椒風味』

材料
さんま……1尾
 
A
しょうゆ……大さじ2
みりん・酒……各大さじ1
砂糖……大さじ1/2
 
塩……適量
粉山椒……適量
 
作り方
①鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせて火から下ろし、冷ます。
②さんまは鱗を取って筒状に切り、内臓を箸で取り出す。塩を振って10分置いてから、グリルで表面がぱりっとするまで焼く。
③焼きたてを❶に入れ30分以上漬け込んだ後、食べる直前に粉山椒を振りかける。

凝縮された旨みがお酒にも合う『黄身の味噌漬け』

材料
卵の黄身……2個
味噌……適量
 
作り方
①小さめの密封容器に味噌を入れ、その上にクッキングペーパーを敷き、卵のとがってないほうでくぼみを作る。
②卵を割って白身と黄身を分ける。❶のくぼみに黄身を入れ、2日以上漬ける。一緒に豆腐を漬けても美味しい。

火を使わず、炊飯中のスキマ時間で作れる!極上【定番のアテ】2選

ごはんをメインにいただきたい日は、さっとできる小さなおかずを主菜にしても十分です。お米が炊き上がるまでのわずかな時間で完成するアテをご紹介。火を使わないのも嬉しい!

サラダ感覚で食べられる『簡単浅漬け』

材料
A
かぶ……1個
きゅうり……1/2本
にんじん……1/4本
 
ピーマン……1/2個
塩……小さじ1/2
しょうが(千切り)……1片分
 
B
赤唐辛子……1本
酢……大さじ2
 
作り方
Aの野菜は薄切りに、ピーマンは種を取って千切りにする。
②ポリ袋に塩とともに入れ、袋の上からもむ。
③水けをしぼり、しょうがとBを加えて混ぜ合わせる。

鬼おろしで食感に変化を『しらす大根おろし』

材料
しらす……大さじ3
大根……1/4本
油あげ……1枚
しょうゆ……小さじ2
 
作り方
①大根はすりおろす(できれば鬼おろしで)。
②油あげはグリルなどで両面をパリッと焼いてから5㎜幅に切り、しょうゆで和える。
③❶としらすを混ぜ、❷をのせる。

明太子×ごま油&ピリ辛ユッケ♡丼にもなる【最速アテ】2選

包丁いらずで1分で完成!混ぜるだけなのに驚くほど美味しい明太子の和えものと、丼にもおすすめのピリ辛まぐろユッケ。どちらも炊きたてごはんに合う最速レシピです♡

丼にしたくなるピリ辛風味『まぐろのユッケ』

材料
まぐろの刺身(さく)……50g
 
A
コチジャン……小さじ2
しょうゆ……小さじ1
にんにく(すりおろし)……1/2片分
しょうが(すりおろし)……少々
 
韓国海苔・白ごま……各適量
 
作り方
①マグロはひと口大の角切りにする。
②ボウルにAを混ぜ合わせ、❶を加えて混ぜる。
③器に盛り、韓国海苔、白ごまをのせる。

調味料はごま油だけでも極旨!『明太子ごま油和え』

材料
明太子……1腹
 
A
ごま油……小さじ1
万能ねぎ(小口切り)……小さじ1
 
大葉……1枚
 
作り方
①明太子は薄皮を取り除く。大葉を細かくちぎる。
②❶とAを混ぜ合わせる。

『納豆汁』でぽかぽか温活♡具だくさんで満足度◎な【郷土の味】

肌寒くなってくるこれからの季節は温かい汁物が嬉しいもの。中身にボリュームがあれば、おいしいごはんに汁物だけで、簡単で栄養満点の食事は完成してしまいます。納豆、野菜、きのこ…とろみのある汁が身体にしみる、江戸時代から続く伝統レシピです。

江戸時代から伝わる伝統料理!『納豆汁』

材料(2人分)
だし汁(鰹だし)……400㎖
納豆……1パック(50g)
小松菜……1本
木綿豆腐……1/4丁
鶏ひき肉……50g
味噌……大さじ2
 
作り方
①納豆は包丁でたたき、小松菜は小口切りにする。豆腐は1㎝角に切る。
②鍋にだし汁を入れて火にかけ、鶏ひき肉を加え、あくをすくいながら細かくばらす。
③鶏ひき肉に火が通ったら、味噌を加えてよく煮溶かす。
④❶を加え、ひと煮立ちしたら火を止める。

半熟卵がとろ〜り♡肌寒い季節に沁みる【味噌汁】で満足感も◎

卵好きにはたまらない、食べごたえ抜群の味噌汁。とろける半熟卵と味噌の相性がたまらなく、ごはんとの相性もバッチリ。朝ごはんにもおすすめです!

食べごたえ十分『半熟卵のお味噌汁』

材料(2人分)
だし汁(鰹だし)……400㎖
卵……2個
味噌……大さじ2
三つ葉……適量
 
作り方
①鍋に水2カップを入れて火にかけ、沸騰したら酢大さじ1(分量外)を加えて弱火にし、卵を1個ずつ割り入れる。
②中火にし、卵白を箸でまとめながらゆでる。半熟になったら引き上げ、椀に1個ずつ入れる。
③鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱める。味噌をだし汁でのばしながら加え、ひと煮立ちしたら火を止める。
④❷の椀に❸を注ぎ、三つ葉をちらす。

肉の旨みが大根にしみしみ…ごはんがすすむ!韓国風【牛肉と大根のスープ】

寒い季節の定番に!煮込むほどに味が染み込む、大根と牛肉の韓国風スープ。ほっとする優しい味わいに、にんにくとごま油がアクセント。ごはんと一緒に味わいたい一品です。

韓国風の滋味溢れる味わい『牛肉と大根のスープ』

材料(2人分)
牛切り落とし肉……120g
大根……200g
煮干し……2〜3尾
昆布……3㎝
酒……大さじ1
 
A
にんにく(すりおろす)……1/2片分
しょうゆ……大さじ1
片栗粉……小さじ1
ごま油……小さじ1
 
ねぎ……5㎝
塩……少々
糸唐辛子……適量
 
作り方
①水600㎖に煮干しと昆布を入れておく。
②牛切り落とし肉にAをもみ込む。大根を薄切りにする。
③鍋にごま油大さじ1(分量外)を熱し、❷を炒める。
④❶と酒を加えて煮る。
⑤斜め薄切りにしたねぎを加え、塩で味を調える。糸唐辛子をのせる。

にんにくとオリーブオイル、だしのマリアージュ♡【和風ミネストローネ】

オリーブオイルとにんにくの香りに、だしの風味が合わさった和風ミネストローネ。ごはんにかければ即席リゾットに。野菜もたっぷり、身体に嬉しい一皿です。

ごはんにかければリゾット風に『和風ミネストローネ』

材料(2人分)
ベーコン(ブロック)……60g
 
A
にんじん……1/4本
玉ねぎ……1/4個
さつまいも……小1/2個
ごぼう……1/4本
 
オリーブオイル……大さじ1
にんにく……1/2片
だし汁(鰹だし)……150㎖
塩・こしょう……各適量
パセリ……適宜
 
作り方
①ベーコンとAの野菜はすべて1㎝角に切る。さつまいもとごぼうは水にさらす。
②鍋にオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらにんにくを取り出し、❶を加える。かるく炒めてから、水400㎖とだし汁を加えて煮る。
③野菜が柔らかくなったら、塩、こしょうで味を調える。好みでパセリをかける。

cooking_NORIKO SHIRAI [GOHANDOUMEI] photograph_KENJI MIMURA
styling_MASAMI KISHI text_SHIORI FUJII

otona MUSE 2016年11月号より
※本記事に掲載した商品の価格や情報は雑誌発売時のものです。最新の情報は店舗や公式ホームページでご確認ください。

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