80年代トレンド「パワーショルダー」のモダンなコーデ術8

大胆に張り出した大きな肩に、現代女性たちのステートメントを感じて。今シーズン豊作のパワーショルダーは、ジャケットにドレス、ブラウスなど豊富なアイテムで展開。あくまで着こなしは引き算のバランスで、大胆なシルエットをモードに攻略！

LOOK1：ドラマティックに誇張するパワーショルダーはミニマム&クリーンにまとめて

構築的な肩のシルエットが目を引くブラックレザーのジャケットが主役。個性の強いアイテムは一点投入でシンプルにまとめるのがモードの鉄則。メンズライクなピンストライプのシャツ×グレーのウールパンツを合わせた、マスキュリンないで立ちでクールに決めて。

LOOK2：大胆なカラーリングとストイックなプロポーションのモードな対比

ヴィヴィッドなグリーンによって存在感を増したショルダーデザインとマイクロミニ丈のコントラストに注目。トウシューズから着想を得たピンヒールのパンプスとニットタイツをコーディネートした意外性のあるルックスで、イノセントなムードを演出。あえてアクセサリーはつけず、引き算のバランスを楽しんで。

LOOK3：フェミニンなブラウスをノンシャランに着崩した大人のエレガンススタイル

ギャザーをたっぷりと寄せたブラウスのショルダーデザインとパイソン柄のモードなコンビネーション。ランジェリーライクなインナー使いやボトムの裾をソックスにインするナーディなスタイリングでフレッシュなバランスを提案。

LOOK 4：テーラリングが際立つ一着はクチュール×ストリートの絶妙なバランスで攻略

カーヴィなボディシルエットにとびきりのエレガンスを感じるタキシードジャケット。ムラ染めのフーディやウールモヘアのニットスカートなど、カジュアルなアイテムとのミックス&マッチでデイリーに取り入れるのが正解。フードのひもを結んだ遊び心のあるスタイリングで小粋に着こなして。

LOOK5：ストレートシルエットの堅牢なトレンチコートはインナーの色で遊びを加えて

ハリ感のあるグレーのウールギャバジンで仕立てたマスキュリンなコートに、襟元からのぞかせたライトグリーンのハイネックブラウスがポップなアクセント。足元は白のポインテッドでとびきりミニマムに、コートとのギャップを楽しみたい。

LOOK 6：ビッグショルダーのマキシ丈コートを巻きドレス風にアレンジ

丸く突き出したビッグショルダーがパフスリーブを思わせる、ハウンドトゥース地のコートをベルトでウエストをぎゅっと縛ってドレスのようにアレンジ。プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのワイドパンツを合わせ、英国風のフォーマリティをイメージして。

パワーショルダーの着回しコーデ

①デニムジャケットで差をつけるオフィスコーデ

力強いパワーショルダーは、ラフなデニム地なら取り入れやすい。ビジネスシーンに投入するなら、シルクオーガンジーのシャツやサテン地のトラウザーなど軽やかな素材、クリーンなアイテム選びでスタイリッシュに決めて。レトロカラーが印象的なシューズで、足元に遊び心を忍ばせて。

②カジュアルコーデを格上げするデニムジャケットの魔法

デニムジャケットに、スポーティなアノラックパーカー＆バルーンスカートを合わせて。大胆にミックスしたゴープコアスタイルは、ビビッドカラーを一転投入し、モードアップを狙って。

③ レオパード×深紅で強さを秘めたドレスアップ

周りの視線を独り占めする赤いパワーショルダードレス。インパクトを狙うなら、レオパード柄のオールインワンを忍ばせて、柄×柄コーデに！ さらに、ビッグバングルやサングラスなど、大ぶりの小物をプラスして、このホリデーシーズンはとことんグラムに攻めよう。

④旬のスカート×パンツでデイリーにまとうドレススタイル

主役のドレス以外を旬のブラウンでまとめてシックに。ニットショールやパンツを合わせることで、ドレッシーなムードがウェアラブルな印象に。レザーベルトやグローブ、シルバーピアスなど、クラシカルな小物選びもキーポイントだ。

Photos（Model）: KENJI OTSUKA STYLIST（Model&Cutout）： YUSUKE YAMAGUCHI Hair: WAKA ADACHI at EIGHT PEACE Makeup: NOBUKO MAEKAWA at PERLE MANAGEMENT Model: MIKI EHARA at IPSILON Cutout Photos: HITOSHI FUJIMAKI at FLAME Editor: KAORI YAMAMOTO