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「ウチの子をスタメンにしなさい」と部活の監督に迫る母親。監督がある紙を見せると沈黙。実は【短編小説】

  • 2025.11.27
「ウチの子をスタメンにしなさい」と部活の監督に迫る母親。監督がある紙を見せると沈黙。実は【短編小説】

※本記事はフィクションです。創作コンテンツとしてお楽しみください。また物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

練習中に怒鳴り込んできた母親

私は中学校で、男子バスケットボール部の顧問をしている教員です。これは、昨年の夏の大会前に起きた、忘れられない出来事です。

その日、体育館には張り詰めた空気が漂っていました。練習中にもかかわらず、あるお母さんがコートに入ってきたのです。

お母さんは、男性監督の元へ一直線に歩み寄ると、仁王立ちでこう叫びました。

「ウチの子をスタメンにしなさい!誰よりも才能があるのよ!」

体育館が一瞬で静まり返ります。お母さんの主張はこうです。「息子は家で毎日自主練をしている。それなのに試合に出さないのは、監督のお気に入りで選んでいるからだ」と。

私はいつ仲裁に入ろうかと冷や汗をかいていましたが、監督は表情一つ変えずに話を最後まで聞きました。

そして、お母さんが叫び終わったところで、静かに内ポケットから「ある一枚の紙」を取り出したのです。

「お母さん、息子さんの才能云々の前に、これをご確認いただけますか」

勢いよくひったくるように紙を受け取ったお母さんですが、その紙を見た瞬間、顔色がみるみる青ざめ、口をパクパクとさせながら絶句してしまったのです。

突きつけられた一枚の紙

その紙は、『退部届』でした。しかも日付は3ヶ月前。

息子さんは、3ヶ月も前に「練習がキツイから」という理由で、とっくに部活を辞めていたのです。もちろん、親には内緒で。

彼は毎日「部活に行く」と言って家を出ては、近くのゲームセンターで時間を潰し、親から貰った部活の遠征費やバッシュ代もすべて遊びに使っていたのでした。

「そんな……嘘でしょ……?」

震える手で、息子の筆跡で書かれた署名を見つめるお母さん。

監督は冷静に、「息子さんはもう部員ではありませんので、スタメン以前の問題です」と告げました。

その後、真っ赤な顔をして逃げるように帰っていきました。家に帰ってから息子さんがどうなったのかは、誰も知りません。

盲目的に子供を信じすぎるのも考えものだなと思った出来事でした。

 

 

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

 

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